40〜31位

こんにちは。

後半戦に突入、名曲揃いの40位からの発表です!


40
fripSide「trusty snow」
作詞・作曲:八木沼悟志
編曲:齋藤真也

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

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リミックスだけでなくアルバムのほうにも齋藤真也さんが関わるということで、かなり期待してた一曲。
フタを開けてみたら、これはもうツッコミどころしかない曲でしたwwwイントロからAメロまではどう考えても「prominence」だし、Bメロの英語コーラス部分には「shiny」って言葉入ってるし(黒崎真音さんも使ってました)。そしてトドメの「キセキ/北乃きい」にしか聴こえない間奏のギターソロ。やりすぎだろ・・・って思ってしまったわwww
ということで第一期の名曲「prominence」をリメイクしたような曲に仕上がっています。曲名から察するとおり、prominenceの夏っぽい雰囲気から一転、冬っぽさを演出させるための哀愁のある音も使われています。
全体的に切ない雰囲気に仕上がっており、また違ったfripSideの一面を、satさんとシャイニーの王道メロディ&サウンドで見せてくれました。王道だけどどこか新しい。そんな一曲です。
そして驚いたのはギターが加藤“アツロック”大祐さんだったということ。この系統の曲でアツローさんが弾くとは思わなかったわ。だいたい石井さんか海老澤さんだし。


39
榊原ゆい「Blue mind」
作詞・作曲:榊原ゆい
編曲:井ノ原智

Blue mind/榊原ゆい

Blue mind/榊原ゆい

ゆいにゃんの自主レーベルからリリースされたシングルのタイトル曲がランクイン。通称「ブルマ」です(爆
今までいろんなアーティストへのリスペクト感を出しまくっていた本人作曲楽曲ですが、この曲は玉置成実リスペクト的なものになっております。メロディが「Eternal Voice」+「Fortune」っぽい。
アレンジも井ノ原“智ちん”智さんらしいデジロックな音が多用されていて、ダンサブルな中にロックのような激しさを感じさせるものに仕上がっています。間奏のシンセソロが上記の2曲みたいな雰囲気でツボwww
そして何よりサビの疾走感。この爽やかすぎる疾走感はゆいにゃん本人作曲ではなかったぞ・・・?というくらいにはゆいにゃん史上最も爽やかなメロディ。夏っぽさがすごくありますね。
そういうこともあって、ソニー時代の玉置さんが好きな人は絶対押さえておきたい一曲。アレンジも微妙なシャイニー感あるし(爆


38
茶太「Girl's song」
作詞・作曲:rian
編曲:山下航生

これは超展開の多いrianさんにしては結構スタンダードな構成だなーと思った曲。それでもかなり良メロディで、すごくキャッチーな仕上がり。「Dear you...」をよりポップにした感じといったイメージかな。
音のイメージは、ギターやロックっぽいドラムがベースになっているけども、シンセやピアノはエレクトロっぽい感じという、いわゆるロック+ダンスなサウンド。それを可愛らしい雰囲気で昇華させる山下さんのサウンドメイキングに惚れました。
やっぱり山下さんはピアノやデジタルサウンドの入ったギターポップを作らせると本当に名アレンジになるなぁーと実感しましたね。間奏のピアノとシンセの兼ね合いが鳥肌もの。
個人的にはサビの鈴木大輔さんっぽい?付点8分メロディ部分がツボです。ラスサビの後のCメロもいい感じに繋がっているので、後半ではドラマチックな展開を見せてくれるのもrianさんらしいですね。うん、名曲だ。


37
AAA「CALL」
作詞:Kenn Kato
ラップ詞:日高光啓
作曲:宅見将典
編曲:ats-

CALL / I4U(DVD付)【ジャケットA】

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これまた音と構成に萌える一曲。AAAの曲は構成勝負曲多いですよね。
曲構成で目立つのはやっぱりAメロ二回の間にラップを入れるところ。これが曲をドラマチックな仕上がりにしてくれています。メロディやサウンドも今までのAAAの曲とはまた違ったハウス調の仕上がりで新鮮でした。
サウンドのほうは椎名俊介さん+cittan*さんって雰囲気を感じる音使いなんですが、ちゃんとats-さんの音になっていて正統派ハウスポップなアレンジで攻めてきます。サビ部分のアレンジがいいね。
個人的に宅見将典さんは某おとボクアニメ版の挿入歌の影響なのかアレンジャーってイメージがあったのですが、良いメロディを書いてくれる方だなー、とも再び実感できた一曲です。
音が完全にats-さんのものなのにどこか新鮮さを感じられる、製作陣の新境地を王道な仕上がりにしているという、まさに新たなポップサウンドといった一曲でした。


36
後藤真希「your song」
作詞:後藤真希
作曲:日比野裕史
編曲:tasuku

LOVE(DVD付)【ジャケットA】

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どう聴いてもランティスです、本当にありがとうございました。(爆
最初聴いた時のファーストインプレッションはこれしかなかったwww何か2006〜7年くらいの深夜アニメのOPになりそうなメロディ、アレンジ・・・どう考えてもランティスだろwww
いちばん雰囲気が近い曲は「キラメク/yozuca*」かな。メロディ黒須さんっぽいし。アレンジも若干黒須さんっぽさがあって、やっぱりどこからn(ry
そんなどこか懐かしい雰囲気もあるロックポップサウンドとキャッチーなメロディが印象的な楽曲。サビのメロディとともに制服の女の子が駆け回っているような映像が脳内に浮かび上がります。
日比野さん作曲の楽曲でいえば、しょこたんの「Spiral」に近い気がする。あれも結構正統派アニソンポップロックだったし。やっぱりtasukuさんのアレンジでこういうのは新鮮と思ったかもね。最近はテクノ系多かったし。
最近ランティスtearbridge production所属作家を起用するようになったし、橋本みゆきさんに日比野さんが提供しないかなー、とかも思ったり・・・


35
ななひら「つよがりや」
作詞:遥風啓司
作曲・編曲:篠原瑞希


49位の「Remeet to U」と同様のシングルより。こっちがリード曲ですね。
これは完全にやられましたよ。3連符のメロディのノスタルジックなミディアムバラードというだけでも素敵なのに、やっぱりアレンジが素晴らしい。イントロアウトロの笛っぽい音のシンセソロとかもう鳥肌ってレベルじゃない。
キラキラした、やっぱり渡辺徹さんっぽい雰囲気のあるアレンジは篠原さんの良さが光って見える。哀愁感の中に感じられる乙女チックな雰囲気の歌詞との相性も抜群だし。
メロディは3連符バラードのスタンダードな仕上がりで、ひとつひとつのメロディラインが泣かせてくれる感動モノ。恋チョコの「a little love song」をより泣きメロにしたって雰囲気が本当にツボでした。メロディ、アレンジともに3連符曲ではトップクラスの完成度。ラスサビの落ち部分に入るギターとかも良かったし。
やっぱり今年は3連符曲が良い発見だったなーと実感できました。こういうノスタルジーなものには目がないので。


34
仲村芽衣子「Across the Destiny」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:水夏える


「BALDR SKY」シリーズ最後のエンディングテーマ曲より。
数ある仲村さん×水夏さんのコンビ曲の中でも、最も王道の一曲。そして、この2人がLC:AZE内でタッグを組んだ最後の楽曲。
水夏さんらしいピアノとデジタルサウンドが特徴的なサウンドと、哀愁感の中にも力強さを感じさせるメロディがいかにも、って感じの、まさにエンディングって雰囲気のミデイアムナンバーです。
全体的に見れば「YUBIKIRI」をややアッパーにした感じですかね。このふたりのタッグでこういう哀愁曲作られたらもう無敵でしょう。いつもの音が使われているし。
なんというか、この曲を聴いていると、仲村さんと水夏さんがLC:AZEを脱退することを覚悟して作られたような気がする。最後の最後はいちばん正統派で王道なものに仕上げよう!って感じがすごくありますね。まさにLC:AZE時代の集大成、といったこともあって、名作に仕上がっています。後半の展開とか半端じゃないし。


33
girl next door「ROCK YOUR BODY」
作詞:千紗・Kenn Kato
作曲:鈴木大輔
編曲:girl next door・水上裕規

ROCK YOUR BODY(MUSIC VIDEO盤)

ROCK YOUR BODY(MUSIC VIDEO盤)

ガルネク小文字名義二枚目は「レイヴ」がテーマということで、どこかバブリーな雰囲気のPVと、シンセベースとギターが駆け巡るトランス系ロックサウンドが特徴的なダンスチューンに仕上がっていました。これまた新境地でしたね。
そんな新鮮なサウンドがかなりツボった一曲。I'veっぽいイントロから始まり、クールなメロからとびきりキャッチーなサビにつながっていく展開はまさに大輔さん×水上さんの得意分野といっても過言ではない。それを新たなギターサウンドでアレンジすることによって、すごくカッコいい曲になりました。
そしてこの曲はEXTENDED(実質フルコーラス、アルバムにはこっちが入ってます)と通常版(イントロアウトロがカットされている)があるのですが、EXTENDEDは驚愕の演奏時間8分54秒、イントロ3分58秒というとんでもない超大作。普通のJ-POPとかでリミックスではないオリジナルの曲でここまで長いのって珍しいですね。
以前、TRakkerのTaishiさんがデビューアルバムのライナーノーツで語っていたクラブミュージックの構成を守って、J-POPの枠をぶち壊したまさにクラブ仕様の仕上がりになっています。
というわけで、ガルネク流クラブミュージックがすごく新鮮だったこの曲が今年度のガルネクの曲の中で最も上位に入りました。


32
仲村芽衣子「twinkle leaves」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:水夏える


34位の「Across〜」と名勝負だった一曲。これまた前者と同じく最も王道路線な仕上がりの曲です。結局はほぼ互角ながらもこっちのほうが評価が上になりました。
今回は「秋」がテーマということで、どこか哀愁を感じさせるメロディになっていて、やっぱり水夏さんの良さが光っている楽曲ですね。ピアノの音がすごく心地よい。
とにかく水夏さんのピアノサウンドは哀愁曲で力を発揮するので、曲のテーマとも合わせて泣けるメロディになっています。I'veっぽい感じは残しつつも、ちゃんと個性が出ていて、これぞ水夏える!と言えるドラマチックポップスに仕上がっています。
Across〜とは演奏時間もほぼ同じ(約6分半)ですが、あたらがドラマチックな後半の展開を楽しむ曲なのに対し、こっちは全体的なメロディの哀愁感を楽しむ曲と、王道ながらも構成を変えることによって、また違った一面を見せてくれました。
そしてジャケの女の子の服のデザインが某「でにけり」の制服っぽくて萌えました(爆


31
RO-KYU-BU!「You&I」
作詞:くまのきよみ
作曲:八木沼悟志
編曲:齋藤真也

pure elements

pure elements

40位の「trusty〜」と同じ作曲編曲の組み合わせですが、これまたツッコミどころ満載な一曲(爆
↑を思わせるイントロの「prominence」っぽいギターソロ(今回は海老澤さんが弾いてます)、いかにも90年代avexサウンドって雰囲気のメロが王道って感じなのですが、この曲の最大のツッコミどころはサビ。どこからどう聴いてもガルネクの「FRIENDSHIP」にしか聴こえません(爆
Get Wildみたいなコード進行に加え、後半の転調、そしてこのメロディ・・・意識しているってよりはそのままだろwwwって言いたくなるくらいに路線が一緒でめちゃくちゃ良かったwwwそりゃ鼻血出るわwww
ガルネク齋藤真也さんアレンジになったらこんな曲になるのかなー、とも妄想できた一曲でした。satさんにしては短めの構成だったのがちょっと惜しかったけどね。これからもツッコミどころ満載曲を作ってくださいねw


明日は21位まで発表します。

それでは。