60〜51位

こんにちは。

いよいよ後半戦に入りました。名曲ばかりです!


60
仲村芽衣子「Actuel」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:琉姫アルナ


ソロデビュー1stアルバムの1曲目より。1曲目ということで、これから何かが始まる、といった雰囲気全開の非常に長いイントロ(なんと1分21秒)から入り、仲村さんとアルナさんの趣味全開なI'veリスペクト臭ぷんぷんなトランスになるという素晴らしい一曲(爆
そういうことで、アルナさん超王道のトランスポップナンバーです。メロディもアレンジも初期のLC:AZEを思わせる、まさに原点回帰といった仕様。同日発売のLC:AZEのアルバムのどの曲よりも原点回帰している気がしますwww
とにかく全体的に仕上がりが良く、TKっぽいサビの繋げ方とかもすごくドラマチックだし、ワクワク感のある構成にちょっと哀愁味をプラスしたメロディ。どこから考えてもアルナさんのスタンダード。
仲村さんのLC:AZE脱退は個人的にかなり惜しかったのですが、この曲のおかげで自分でテーマを決めて曲を歌いたいという意味合いがあって脱退したということがわかって安心しました。
この曲はイントロが長いと書きましたが、上位にはもっと長い間奏の曲があったりもします。お楽しみに。


59
橋本みゆき「わたしの大事なもの」
作詞:中山マミ
作曲・編曲:椎名俊介

ORANGE CANDY BOX Angel Note Best Collection Vol.8

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橋本さんと椎名さんがコラボするというすごく意外な組み合わせで度肝を抜かれた一曲。
曲は椎名さん王道のキャッチー4つ打ちポップスということで、いつもの路線を披露しながらも、橋本さんとのボーカルとの相性もバッチリで、新鮮だけど名タッグだと感じることができました。椎名さんの曲は短めなのが多いですがいつも通りしっかりした構成でポップさを出しているのも素敵です。
ちなみに自分が好きなのはBメロの音。トランスっぽい音が使われていて、キャッチーさの中にどこか浮遊感を感じさせるサウンドに仕上がっています。椎名さんのこの路線ではいちばんアレンジが好きかも。
あ、イントロアウトロの間奏のメロディが「Brand new way/北乃きい」のそれに似ていると思ったことはナイショね。


58
仲村芽衣子「Spilling Star」
作詞:azuki
作曲・編曲:水夏える


こっちは2ndアルバムのタイトル曲。これはLC:AZEでは出さないタイプの曲ですね。脱退後の自由さをここで活かしてきた。
曲は「たったひとつだけ/yozuca*」+「君の知らない物語/supercell」といったおもむきのキャッチーピアノロックポップ。どこか儚げで、ピアノのメロディーがノスタルジックな雰囲気を醸し出す。その中にキャッチーなメロディが入って、切なポップスな楽曲として成り立つ音がいっぱい入っているのがツボでした。
とにかくsupercellあたりが好きな人なら絶対ハマる音使いなので、ピアノロック萌えなら押さえておきたい一曲です。メロディ、アレンジのバランスが絶妙。
自分はアウトロのピアノがいちばんツボだったり。あの音がなかったら切ない雰囲気はちょっと減っていたかも、ってくらいには大事です。


57
anporin「Re-start!!」
作詞・作曲:rian
編曲:山下航生


昨年度の楽曲大賞TOP10をほぼ独占した「アッチむいて恋」のASa Projectの新作「恋愛0キロメートル」のED曲。
この曲は「さよなら、またね」の続編と言っても過言ではない、切なロック路線を引き継いだ仕上がりの一曲。「さよなら〜」よりはキャッチーさがアップしていている感じ。
ちょっとメロディがElements Garden黒須克彦さんの曲を思わせる展開で、2007年くらいのロック曲を彷彿させるメロディに萌えたりしたこともあって、高評価となりました。
やっぱりrianさんは良メロディ書きますね。この人のメロディはどの曲もヤバい。ひとつひとつのメロがすごくドラマチックで、一筋縄ではいかない展開まで繰り広げられる。もうメロディメーカーとしては自分の中では最高位置にいる作家さんです。
アチ恋以前のASa Project作品でも手がけているみたいなので、今度チェックしてみようかなーと思います。


56
小夏ミナト「君のいない世界」
作詞・作曲・編曲:Dream's End

Purple software クロニクルサウンドトラック(修正版)

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2011年度最優秀新人賞はこの人に確定しました。ぱちぱちぱち〜。
とにかくこの人の歌い方は琴線がびくびく触れるくらいにはすごい。特に高音の伸び具合は柑橘系ポップスシンガーとしては最高クラスに好き。と言ったら冬コミの新曲ではクール系ロックも歌ってたりもするんですよね。
で、曲のほうはといいますと、切ない雰囲気の歌詞が特徴的な哀愁ロックポップです。このエロゲはプレーしてないけど、これがハッピーエンドの曲だとは思えないってくらいには切ないです。まさか鬱ゲー・・・?
上のRe-start!!とも曲の路線や立場は似てはいるのですが、歌詞のせいか世界観は全く逆です。こういう切ないアップテンポロックがエンディング曲でも面白いなーとも思いました。
サビの高音部分はぜひとも聴いていただきたいところです。すごく素敵な声です。


55
GIRL NEXT DOOR「運命のしずく 〜Destiny's star〜」
作詞:千紗・Kenn Kato
作曲:鈴木大輔
編曲:GIRL NEXT DOOR・水上裕規

運命のしずく?Destiny's star? / 星空計画(DVD付)【ジャケットA】

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どうみても水樹奈々の曲です、本当n(ry
ファーストインプレッションはまさに↑でしたwwwスローテンポなオーケストラから始まり、疾走感のあるデジロックが展開されていく。これはどう考えてもエタブレ意識してますよね大輔さん(爆
というわけで、Elements Gardenリスペクト臭全開な展開、メロディ、サウンドガルネク史上最もアニソンっぽい仕上がりになったシンフォニックダンスロックナンバーです。
とにかくカッコいい。今まで以上に尖った歌い方だし、サビの同じ言葉を繰り返す畳み掛けフレーズや疾走するギターサウンドなどもあって、ひたすらアグレッシブな展開になっています。これでCメロがあったら上松さんd(ry
Elements Garden曲(特に上松さん作曲)が好きな人にはもうたまらない曲としか思えない、そんな一曲です。水上さんもエレガ意識サウンドできるんだなーとも実感しましたし。


54
仲村芽衣子「Steadying forever」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:水夏える


LC:AZE時代とはまた違った曲調の楽曲が多かった2ndアルバムで唯一、王道のLC:AZEサウンドを展開してくれた一曲。
しっとりとしたメロディーに、ピアノとデジタルサウンドが主体のシンプルなサウンドが絡まりあう。I'veっぽい雰囲気で王道曲ではありますが、水夏さんらしい優しいピアノがメインになっているので、今までとはちょっと違った雰囲気に仕上がっています。
流れるように時間が過ぎていくイメージが、アルバムの最後にぴったりで、アルバムの雰囲気をまとめてくれるすごく綺麗な曲。2ndアルバムの中ではいちばん好きだった曲かな。
個人的にはイントロのI'veっぽい(やっぱりそこかよ)雰囲気のシンセソロがめちゃくちゃ良かった。あれは鳥肌もの以外の何者でもないですわ。


53
板野友美「TUNNEL」
作詞:秋元康
作曲・編曲:鈴木大輔

【特典生写真なし】Dear J(Type-A)(DVD付)

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この曲のクレジットには三回くらい目を疑いました(爆
鈴木大輔さんが単独作編曲とか前代未聞ですよ?って何度もクレジットに目を通してましたね、はい。
どこからどう聴いても大輔さんらしさ全開のメロディラインに、ブラスが主体のサウンドが重なり合って、キャッチーだけどちょっと切ない雰囲気のミデイアムダンスナンバーに仕上がっています。間奏の英詞部分のメロディが個人的にツボでした。あと、メロからサビに入る部分のメロディーは本当に大輔さんらしさが出ていてここだけでもご飯三杯イケますよお姉さん。ガルネクの「Reasons for tears」っぽい?
そしてこの曲のいちばんの聴きどころは間奏のピアノとベースのソロ。このピアノもすごく私のツボでして、大輔さん単独編曲もっと増えろって言いたくなりましたwww


52
fripSide「eternal pain」
作詞:木村琴絵
作曲・編曲:八木沼悟志

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

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この曲はかなり驚く要素がふたつ。まずは第一期fripSide結成前に作られた楽曲であること、そしてデジタルサウンドを一切廃した完全生演奏の楽曲であること。
satさんの切ないメロディーラインはfripSide結成前から完成されていることが実感されました。こうして活動最初期の楽曲に再び命が吹き込まれ、新たな楽曲へと生まれ変わるということは、まさに奇跡とも言えましょう。
とにかくこの切ない雰囲気。絶望感さえも感じてしまう儚げな歌詞とメロディーを、satさん得意のデジタルサウンドを全て捨てて、ストリングスとピアノが主体のバンドサウンドで彩るという、第二期のシングル曲とはあまりにもかけ離れた世界観は、まさに「黒いfripSide」とも言える仕上がり。第二期fripSideの新たな一面が堪能できます。
ラスサビの何度も繰り返す壮大な展開も、この曲の聴きどころです。何度も転調を重ねていく部分は涙なしでは聴けません。


51
北乃きい「白い世界」
作詞:北乃きい
作曲:白戸佑輔
編曲:tasuku

心 (ジャケットC)

心 (ジャケットC)

本日発売のシングルで、このアルバムのタイトルの読みが「しん」であることを知ったじゅんにゃんです。
ということはさておき、アルバムの事実上リード曲である本楽曲。本人作詞によるちょっと不思議な世界観と、ポップなテクノサウンドが絡み合った、キャッチーエレクトロポップになっております。
ちょっと齋藤真也さんっぽい音が入ってたり、あらゆる楽しい音がいろいろと仕組まれていて、聴いてて楽しくなるサウンドが特徴的。tasukuさんのアレンジはすごく面白いです。いつものシンセベースもあるし。
とにかくavexエレクトロの王道といってもいいくらいにはエレクトロしていて、デジタルを中心にしながらもいろんなサウンドに対応できるきいちゃんのカラフルな方向性を実感できまた。新曲でもエレクトロ+ロックを披露しているし、いろいろ挑戦できるなーと思いました。


明日は50〜41位を発表します。

それでは。