100位〜51位

お待たせしました。
2012年度楽曲大賞、ついに発表です!
一気に51位まで発表しますよ!


100
白羽美依「hypocritical world」

作詞:Avatar10
作曲・編曲:風波徹


今年の同人ダークホースがいきなり100位にランクインです。実際上位にある曲がランクインしてるので、お楽しみに!
曲調は椎名俊介さんあたりが得意そうなキラキラ音が使われたロックなのですが、サビの畳み掛けるようなメロディがすごく好みでした。
アイドルポップス系が得意な風波さんの曲にはこういう疾走感のあるロックはなかったので新鮮さを感じました。
とにかくサビのメロディが疾走感に追い討ちをかけるみたいな感じで好きでした。というわけで堂々の100位。


99
ALTIMA「I'll believe」

作詞:黒崎真音、motsu
作曲・編曲:八木沼悟志


fripSideのsatさんの新ユニット・ALTIMAのデビュー作がこの位置にランクイン。
スローテンポからのスタートや繰り返し・転調を使わないラスサビなどいつものfripSideとは違った曲構成ながらも、satさんらしさ全開なサウンドの楽曲と、黒崎さんとmotsuさんの掛け合いがすごく印象的でした。
女性ボーカル+男性ラップは疾走感のあるダンスポップ系の楽曲との相性は証明済みなので、コラボ発表のときから期待していましたが、予想以上に良い組み合わせでしたね。
最新シングルから一年くらい経ちますが、今後はアルバムとかリリースして欲しいですね。今後に期待です。ヒェア!ヒェア!


98
fripSideway to answer

作詞:八木沼悟志yuki-ka
作曲・編曲:八木沼悟志


そしてこちらは本家fripSideの楽曲です。
曲を聞いた感想。どう聴いてもmagicarideです、本当にありがとうございました(爆
というわけで↑の第二期バージョンといったおもむきのロックテイストな楽曲で今までのシングル曲とはまた違った路線に仕上がっています。
magicarideよりは哀愁のある雰囲気が漂い、南條さんのボーカルとの相性はばっちりです。この路線も定期的に続けて欲しいですね。
でも、どうしてもmagicarideと比べてしまう。双方ともに良い曲なので、聞き比べてみるのもいいと思いますよ。似ているけどどこか新鮮、そんなイメージが浮かぶ一曲。サビのスネアドラム4つ打ちは必聴です。


97
はる*あま*にゃ「ki-zu-na」

作詞:haru*nya
作曲・編曲:狐夢想


これも意外な収穫でした。ジャケットの百合で甘々な雰囲気とは正反対の90年代後半のJ-POPを髣髴とさせる王道のデジタルポップス。
小室さんや五十嵐さんに意識されまくりなサウンドに加え、サビ終わりでは玉置成実の「Eternal Voice」を思わせるようなオケヒがあったり、この手のサウンドが好きな人ならニヤリと来る演出がたくさん仕込まれています。
これはぜひともデジタルJ-POPスキーな方に聴いてもらいたい。すごくかっこいいです。個人的にはBメロ最後の付点8分メロディがツボだったりします。
というわけで↑の路線好きだと本当にキマシタワーな曲です、はい。ちなみに曲は百合っぽくはないです。。。


96
doubleeleven undercurrent「恋愛偏差値

作詞:akari
作曲・編曲:山下航生


ASa Project作品でおなじみ山下さんのユニットのアルバムより。1曲目が某AAAのような楽曲で「ジャケット詐欺ではないか!」と思ったあなた、これはジャケット通りのイメージの楽曲になっております(爆
最近の山下さんがよく使うベルの音がたくさん仕込まれた、甘々な雰囲気の正統派キャッチーアイドルロックポップって感じの楽曲です。
この曲はやっぱり山下さんらしい複雑かつ壮大な曲構成にやられましたね。6分半の長さも感じさせないような構成に仕上がっていて、とにかくメロディの完成度が高い!
本当に山下さんは良いメロディ、サウンドを連発しますね。00年代前半のポップス路線を引継ぎ、今後のJ-POPシーンで活躍してもおかしくないと思うのです。


95
トーンジュエル「ミライ∞ミライ」

作詞:真崎エリカ
作曲・編曲:原田篤


2012年の最優秀新人賞はこのアーティストです!
デビューアルバムをリリースした後1人脱退してしまいましたが、正統派アイドルポップスの宝石箱なアーティストがやってきましたね。もっと注目されるべきだと思います。
この曲はサビの掛け合いのようなメロディがとにかくツボで、疾走感と哀愁感とキュートさがひとつになったかのような雰囲気が全開になっているのが良かったです。
全体的に見てもキャッチーながらもどこか哀愁を感じさせる楽曲に仕上がっていて、アイドルポップスらしさが詰まった楽曲に仕上がっています。
ちなみにこの曲、REFLEC BEAT plusというiPad音ゲーアプリでやるととっても楽しいですよ(実際このアプリでトーンジュエルを知った人はかなりいるはず)。サビの掛け合いの楽しさが倍増するので曲が気に入ったらぜひプレーしてみてください。
実は最近ネット環境のほとんどがiPadなのでなかなかPC触れなかったのも更新が遅れた理由だったりします・・・ごめんなさい。


94
片霧烈火「Identity」

作詞:橋本鏡也
作曲・編曲:羽鳥風画


何だこの日曜夕方アニメのEDで使われていそうな楽曲は!!!!
・・・はじめて聴いたときの印象がこれでした、はい。主人公とその相棒が背中合わせで空を見上げているようなイメージがあふれ出しそうな楽曲です。
サビの早口なメロディがそんな雰囲気を感じさせる決意感に満ちていますよね。00年代前半のアニソンらしさ全開です。
メロディ全体を見ても羽鳥さんの王道だし、哀愁デジタルロックな楽曲が好きならこれはツボだと思いますよ。
個人的には間奏のシンセのメロディが好きだったりします。デジタルサウンドが良いアクセントになっている、っい感じ。


93
北乃きい「Beautiful World」

作詞・作曲:motsu
編曲:ats-


ヒェア!ヒェア!のmotsuさんと楽曲大賞上位常連のats-さんが手を組んだら、意外な曲調の曲が生まれました(謎
どこか映画のエンディングで流れていそうな壮大な大自然を思わせるようなピースフルな雰囲気の楽曲。ats-さんらしい音はそれなりにあるのですが、かなり変化球といったイメージ。
というか何故何かの主題歌にならなかったのか、って思いたくなるような、スタッフロールが浮かび上がるような、まさにエンディングといった曲調。うん、すごくハッピーエンド感。
そしてこの曲の開始前には子供たちにコーラスを教えるメイキング的なものが流れています。これは面白かった。大丈夫!


92
ALTIMA「ONE」

作詞:黒崎真音、motsu
作曲・編曲:八木沼悟志


こっちはヒェア!ヒェア!してる方です(爆
第二期fripSideではまだやっていないブレイクビーツ調のリズムにHΛLっぽい音使いのサウンドの楽曲。第一期だと「the chaostic world」が近いかな?
the chaostic〜の雰囲気を彷彿としながらも、優しい雰囲気を醸し出し、それにmotsuさんの疾走感のあるラップが加わるといった、全く別の要素がうまく絡み合った一曲に仕上がっています。
黒崎さんのボーカルがhiroさんっぽく感じるのか、どこかSPEEDっぽさもあるかも?でもやっぱり音の影響かHΛLっぽいなー。the chaostic〜の元ネタは恐らくHΛLの1stアルバムの表題曲だろうし、うん。


91
パナシェ!「キラメキ未来図」

作詞・作曲・編曲:Clean Tears


こちらも新人賞アーティストです。
しかしながらメンバー1人が就職のため解散という・・・トーンジュエルみたいに脱退扱いで2人で活動はしないのかな?やっぱり3人揃ってないと、って感じですかね。ボーカル綺麗だからぜひとも活動して欲しいところ。
そんな感じになってしまったが、当時はかなり期待度高かったです。Clean Tearsさんの楽曲はここからツボっていきました。
曲の方はドラムンベース要素を取り入れた疾走感のあるエレクトロポップで、ボーカルエフェクトの使い方も非常に良い仕上がりになっています。今までのエレクトロポップ・テクノポップ楽曲とはまた違った雰囲気を感じられます。
速いテンポだけどどこか切ない、そして乙女心を感じさせる歌詞。カラフルな絵の具のようなイメージ、といった感じを受けました。Clean Tearsさんは今後も期待できそうです。


90
片霧烈火「Color World」

作詞:Kimotto
作曲・編曲:浅草徹


これまたメロディーが好きだった曲。どこか哀愁のある00年代後半デジタルポップスな感じがドツボでした。
特にサビの「つれてーいってーきみのーせかいーっ♪」の部分。ここだけでご飯10杯はいけそうです。そして局所で使われる「最近のats-さんが使っているような音」が萌えますwww
アイドルポップスな楽曲に、少しのエレクトロ要素を加えた。そんなイメージの曲が好きな人なら絶対聴いてもらいたいですね。作曲者の浅草徹さんはあまり提供楽曲数は少ないですが、期待はできそうです。
サウンドもtearbridgeっぽさがかなりあるので、この手の曲が好きなら、是非。


89
トーンジュエル「サマー☆パーティー!!」

作詞:三澤秋
作曲・編曲:西添健


こちらはavexっぽい雰囲気全開、だけどちゃんとアイドルアイドルしている、そんな楽曲です。
イントロやサビのメロディとかは何か山田重利さんがやりそうな雰囲気ですね。初期のfripSide(なおぷろ含む)みたいなイメージかな。
曲名通り夏っぽいイメージの哀愁感と躍動感を取り入れ、90年代サウンドも加わり、にぎやかな一曲に仕上がっています。
デビューアルバムの中では最もデジタルデジタルした曲なので、私の周りではこれが好きな人は多そう・・・かも???どうでしょうか。


88
愛原圭織「硝子の回廊」

作詞:愛原圭織
作曲・編曲:五条下位


五条さん来ました。2012年度はかなり良曲量産してくれました。今年度の編曲賞は五条さんで決定です。
この曲は五条さん王道の疾走感&耽美感のあるデジタルJ-POPな楽曲。「Break off the Night」みたいな感じといったらいいかな。
アルバムの中では最もデジタリーで疾走感抜群な楽曲でカッコいいのですが、愛原さんの可愛らしくもどこか大人っぽさを感じさせるしっとりとしたボーカルがまた新鮮な感じで良かったです。
そして五条さん最近お気に入りのサビ頭で使われる「デーン!」って感じの効果音が王道さを醸し出してて良いです、はい。


87
SUPER☆GiRLS「EveryBody JUMP!!

作詞:カワサキカナ
作曲:平賀伸明
編曲:鈴木Daichi秀行


曲名通り「僕たちはどこまでも飛べるんだ!」的な雰囲気抜群な爽快感、そしてラノベ原作アニメのED主題歌っぽさ全開な正統派ポップスです。
イントロの爽やかなギターソロ、どこかオシャレな雰囲気のメロ、とにかく今にも飛び出しそうな躍動感に満ちたサビ。どこまで聴いてもエンディング曲の大団欒な感じがスパガらしくて良かったです。
サウンド面ではギターの使い方が良かったかな。最近のアイドルポップスに多いロック+ブラスの王道なアレンジが憎い。流石アイドルポップスのポイントを突きまくるDaichiさん。
聴いたら最後、あなたは曲名通り飛び出してしまいます。ドライブのお供にいかがでしょうか。


86
Souwer「空のイーリス (new×take)」

作詞:KAzRA
作曲・編曲:TORASUKE


これはオリジナルは知らなかったのですが、すごく90年代臭が漂う正統派デジタルポップスです。
小室浅倉リスペクト感満載なサウンド、そして哀愁感のあふれるメロディ。私はこういった曲を待っていたんだよ・・・サビのコーラスの使い方も小室さんっぽいところあるし。
とにかく哀愁デジタルJ-POP好きならこの人のアルバムは絶対聴くべき。ジャケットのSouwerさんのゆるーい自画像に騙されてはいけません。カッコいい曲満載です。第一期fripSideあたりが好きだとツボかも?
個人的にサビ直前のシンセ音がすごく萌えます。ここだけで90年代後半〜00年代前半っぽさが伝わってくる。素晴らしい。


85
アイドリング!!!「女神のパルス」

作詞:leonn
作曲:渡辺徹
編曲:大西克己


大西さんのギャルゲー臭漂うサウンドに撃沈されました。そして歌いだしはこれなんてしょこたん?って思いました(爆
もう「ギャルゲー主題歌っぽい雰囲気」、これに尽きます。サビの終わり方とかもそうだし。渡辺さん作曲にしては珍しい曲調。これは完全に大西さんのカラーですね。
本当に大西さんの曲はエロゲソングの王道を突き抜けていて、これもまさにそのど真ん中って感じで良かったです。やっぱり大西さんはOP主題歌になったら目立つと思います、うん。
しょこたんの曲やギャルゲー原作アニメが好きな人には絶対オススメできます。このキャッチーさは反則。


84
雨宮ゆりの「TIME BREAKER」

作詞:雨宮ゆりの
作曲・編曲:五条下位


曲名から漂う中二病っぽい?必殺技っぽい?雰囲気がそのまま曲に出たというイメージの疾走感のあるクールなデジタルポップスです。
要するに五条さんらしさ全開の楽曲ということなんですが、これはイントロのギターソロで一気に世界観に引き込まれましたね。
ギターソロが前面に出たアレンジになっているので、五条さんの疾走デジタルポップスの中ではロック・トランス色が強い曲。サビ直前が個人的に好きかな。
あと、いつもの効果音やサビとほぼ同じコード進行のアウトロなどもちゃんと使われていて、五条さんファンならニヤリとする演出満載です。かっこいい。


83
KOTOKO→unfinished→

作詞:KOTOKO
作曲・編曲:八木沼悟志


<●>
なジャケットが印象的な、いかにも加速しそうな、いかにもOPっぽい曲、だけどED曲というこの曲がこの位置にランクイン。
同じKOTOKO×satさんコンビの某RO-KYU-BU!の曲の路線はそのままに、よりクールな雰囲気を出したといったイメージですね。最近のsatさん曲によくある間奏の英詞もそうだし。
どこか和なイメージも感じられる哀愁感のあるメロディもsatさんならでは、といった感じですね。なんとなく「transient wind」のテンポを上げたといった印象もあって良い。
そして必殺技の如く登場するラスサビの転調は提供曲でも変わりません。展開の使い方が上手い。それにしてもジャケットのインパクトが強すぎる。<●>このロリコンどもめ!(違


82
石原夏織「運命は2度ベルを鳴らすんです」

作詞:松井洋平
作曲・編曲:若林充


若林さん久々の登場。ランティスのキャラソンらしさを残しつつも、アイドルアイドルしい雰囲気を取り入れた王道キャッチーポップスです。
最初の歌いだしの直後に襲い掛かるロックフィールド作家がよく使ってそうなスコーン!って音が個人的にツボだったりする。うん、藤末さんとか使ってたよね。ここだけで「あ、ロックフィールドだ」って思えるwww
そして作詞の松井洋平さんは2012年からランティスを中心に活躍するようになった作詞家さんですが、この人名前に似合わず女子力高い歌詞書きまくってますよ。この曲とか特にそうだし。「シュークリームみたいなハート」なんて歌詞が書けるとか、この人は男の娘ですか(違
そんなロックフィールドっぽさ、ランティスっぽさ、そして甘々したふわふわになっちゃいます的な歌詞のマッチングが素晴らしかったです。はい。


81
佐咲紗花「Fortune love」


作詞:Mine
作曲・編曲:矢鴇つかさ

この曲以降ランティスArte Refactが参加するようになったんですよね。矢鴇さんの名前はこの曲で知ったんだけどね。
曲のほうはキャラソンっぽい雰囲気とアイドルっぽい雰囲気が合わさったような超キャッチーポップスです。これトーンジュエルに提供する予定だったでしょ?って後で思ったのは秘密。
そういうわけで、ランティスのキャラソンの系統が好きな人ならストライクゾーンど真ん中な一曲になっています。それにしても矢鴇さんは曲の幅広いな。こういう曲調は以降ほとんどリリースされてないし。
自分はサビの終わり方が好きだった。「きっ・みのっ!もっ・とへっ!」って感じの、ね。あとは「Fortune Love♪」の「らぶっ♪」が萌える。うん。


80
光岡昌美LOVE BRACE

作詞・作曲:小室哲哉
編曲:ats-、清水武仁


2012年から数曲確認されているats-×清水の元HΛLタッグの初提供曲がランクイン。
カバー曲なのですが、原曲の良さはそのままにats-さんの悲壮感あふれるピアノでどこか悲しくも優しいイメージのリアレンジになっています。というか清水さん成分どこだよ・・・
合作アレンジだけどats-さんの色が出すぎていて清水さんの部分がわからないというのがちょっと惜しかったけど、王道バラードアレンジに仕上がっていたのでこの位置にランクイン。やっぱりTKカバー+ats-さんアレンジは相性良い。
そしてこの曲、中盤からはats-さんと思われるコーラスを聴くことができます。下川みくにの「GooD LucK」を思い出した人は少なくはないでしょうね。


79
Dorothy Little Happy「未来へ」


作詞・作曲・編曲:和田耕平


2012年新人賞アーティスト三組目のランクインです。今回アイドル系ばかりですね(爆
実際このアーティストは楽曲大賞の集計終了後に知ったわけで、再度ランキング構築するときに初登場だったりします。アルバムは2013年度の集計なので来年をお楽しみに!
曲の方はランティスの声優ソングにありそうなテンポの正統派キャッチーポップス。チップチューンのような電子音も良いアクセントになっています。
そしてこの曲の良さは95位の「ミライ∞ミライ」にもあったサビの掛け合い。3〜6人くらいのアイドルユニットでこの系統のメロディがあると本当にツボってしまうわけで・・・ひとりで歌うのは大変ですけどね。
普通にアニメのED曲とかでありそうな雰囲気で良かったです。メロディもアレンジもキャッチーさ全開。


78
真崎エリカ「レイン・スコール・レイン」


作詞:真崎エリカ
作曲・編曲:TAK-sk


普段はロックテイストの楽曲が多い真崎さんですが、この曲はどこかセンチメンタルでオサレな雰囲気全開の、しっとり系ミドルテンポのハウスポップに仕上がっていて、すごく新鮮な曲です。
作曲者のTAK-skはArte Refact酒井拓也さんの別名義ですが、この人も良い曲を書きますね。哀愁デジタルポップス系が得意なのかな。
サビの切ないメロディーとバックで流れるデジタルなシンセアルペジオがすごく印象的でした。ギターやピアノの入り方もすごくオシャレな感じで良いです。
どこかavexっぽい感じもあるのですが、ギターの使い方がまた斬新でちょっと違ったイメージも感じさせるのが面白かったです。


77
トーンジュエル「キミイロインリョク」

作詞:真崎エリカ
作曲:原田篤
編曲:西添健


こちらもArte Refact作品ですが、やっぱりavexっぽい雰囲気を残しつつも新しいサウンドを取り入れた正統派キャッチーポップスに仕上がっています。
作曲の原田さんは2コーラス目のAメロを飛ばす構成が多く、この曲でもその構成が使われているのですが、こうすることによってBメロの切ない雰囲気を醸し出すことができている気がします。
そして西添さんのアレンジ。この人のサウンドソニー時代の玉置成実のアルバム曲とかにありそうな雰囲気(増田武史さんがやりそうな感じ?)でどこか懐かしいイメージを感じさせた。最近の増田さんとはまた違うけど。
個人的にはCメロのバックで流れるピアノが好きでした。あとは原田さん独特のサビの終わり方かな。アウトロでスローになるところも切ない雰囲気全開でGood。


76
日山紅莉栖「二人のあしあと」


作詞:Le ciel
作曲・編曲:藤間仁


ザ・Elements Gardenといっても過言ではないキャッチーアイドルポップス系統の楽曲。この系統は藤田さんが多かったけど、藤間さん作編曲なので可愛さの中に柔らかなサウンドが加わっているのがポイントです。
これこそ、Elements Gardenにしか作れないメロディ・サウンド。ギターとストリングスの使い方もいつもどおりだし、キュート系エレガ曲が好きなら必聴の一曲に仕上がっています。
サビの盛り上がり方が個人的にはすごくツボでした。あと間奏でピアノが入るところかな。すごく春っぽい印象。ラスサビ前の「おーもーいでっはっなーさなーいー♪」は本当にエレガらしい盛り上げ方。キラキラしてて素敵です。


75
nao「Are together.」


作詞:nao
作曲・編曲:RYU


fripSide・naoさんの新プロジェクトの第一弾シングルからランクイン。
Daisy×Daisyなどへの楽曲提供でもお馴染みのBLOOD STAIN CHILDのRYUさんを作曲に迎えての楽曲ですが、RYUさんらしいシンセサウンドと疾走感のあるメロディが特徴的なクール系トランスポップに仕上がっています。
D×Dの「CROSS†BREAKER」に哀愁要素を加えたようなイメージかな。間奏のシンセとかほとんど同じだけどどこか切ない感じになっていたりしているので、聞き比べてみるのも面白いですよ。
そしてこのRYUさんはこんなお仕事もされているのですが、曲調とかいつものトランス・メタルとは違っててこういうのも作れるんだなーって思いました。それにしてもおとこの娘倶楽部Zの「Z」の意味は一体。Z。


74
AAA「good day」


作詞:leonn、日高光啓
作曲:菊池一仁
編曲:ats-


おっろーしたーてのペェーンツっ!
tearbridgeのバラード担当、菊池一仁さんの超久しぶりと思われる明るいアップテンポな楽曲。メロディとかもろ初期のあゆやdreamだし、何かすごく懐かしさを感じたwwwww
そして編曲はats-さんなのですが、これまた新境地のサウンドになっています。今までの曲だと「Orange」がいちばん近いかな?ボコーダーやワブルベースといったクラブミュージック仕様の仕掛けが多用されているエレクトロ。
そんな懐かしさと新しさを感じさせる組み合わせの楽曲になっています。曲構成も懐かしい雰囲気だったし。あとはラップ地帯のシンセの音とか好きだったかな。
おそらく日高さんは日本でいちばん「パンツ」をカッコよく発音した人だろう(爆


73
白羽美依「アンノウン・ビーチ」

作詞:Avatar10
作曲・編曲:風波徹


風波さんのキラキラサウンドと切ないメロディが見事にマッチングした一曲。しっとりとした雰囲気で聴かせる優しいアイドルポップス調の曲です。
エレクトロ要素も加えつつ、可愛らしくも淑やかな印象を持たせる白羽さんのボーカルがそんな曲を彩ってくれている。この組み合わせは本当に素敵だと思う。清純派アイドルの女の子ってイメージ。
曲も6分あるのですが、そこまで長く感じさせませんね。まったりと落ち着いた雰囲気で聴けるのに、長さを感じさせない工夫もちゃんとしてあって、癒されます。
基本的なサウンドは変わらずも、風波さんは幅広い曲調を書けるので今後も期待できるクリエイターさんの1人です。もっと楽曲提供とかもして欲しいかも。


72
花たん「TRUE MAGIC.....」


作詞:tororo
作曲:HΛL、Hiroki
編曲:HΛL


2012年度最も衝撃的なコラボ楽曲(爆
ダ・カーポ×HΛL×花たんってどういう経緯なんだよwwwwwこれ知った時びっくりってレベルじゃなかったぞwwwwwwまあHΛLは昔ときメモとかやってたからな。。。
曲の方は清水さんが脱退してからもちゃんと清水さん在籍時っぽい雰囲気で仕上がっていましたね。でもやっぱり清水さんのギター欲しいわ。ゲスト参加まだd(ry
D.C.らしい切ない雰囲気もちゃんとあって、主題歌としてのかたちも出来上がっているのも素晴らしい。本当に仕事を選ばないとはこういうことを言うんですかねぇ。
ストリングスが多用されているのも秋元さん加入によって柔らかい印象を感じて良いです。清水さん時代よりも音の感じが丸くなっているかも。今後も期待です。


71
girl next door「ずっと」

作詞:千紗
作曲:井上裕治
編曲:girl next door、水上裕規


「作曲にも挑戦している」とかプロフィールに書いてあったにもかかわらず歌モノの作曲をしていなかった井上さんの初歌モノ作曲作品がランクイン。
うん、井上さんも素敵な曲書くじゃないですか。「ギャルゲー主題歌っぽい」がテーマ(個人的見解)なガルネクのイメージにぴったりですよ。というか鈴木さんに教え込まれている感じ?
今後はdatにおける北野さんポジションになってアルバム曲担当になったりするのかな。5thアルバムでも2曲作曲してるし。
・・・で、曲のほうは水上さんアレンジということもあって前述通りギャルゲー臭ぷんぷんな歌詞・メロディ・サウンドなキャッチーポップスに仕上がっています。Bメロの盛り上げ方が個人的にツボ。あとはサビの終わり方がC.G mixっぽい。うん。


70
茅原実里「Dream Wonder Formation」

作詞:松井洋平
作曲・編曲:菊田大介


アルバム詳細が発表されたとき、I'veのタカーセが参戦とか書いてあってこの曲も公開されたので、これがタカーセ曲か、と思ったら意外、菊田さんなんですよね。
でもこの曲のイントロの盛り上げ方とかはI've意識してるよね。1分くらいあるし。なのでI'veスキーなら絶対気に入る曲ですね。でもサビはTatshさんっぽい。
最近の菊田さんには珍しいシンセ主体のサウンドだったというのもやっぱり高評価ですね。ストリングスはほとんど使われていないので、2007年くらいだったら王道、今だと少し変化球って感じ。ギターが良い。
あと面白かったのが2Aメロの前にCメロがあるところかな。「MESSAGE/上戸彩」を思い出したわ。こういうちょっと構成に変化入れるの大好き。うん。


69
北乃きい「葉桜」


作詞:鳥海雄介
作曲:仁張陽介
編曲:DAISHI DANCE


作風変化でまた違った一面を見せてくれたきいちゃんのミニアルバムからこの曲がランクイン。
しっとりと和風な雰囲気でミドルテンポな楽曲で、水夏さん在籍時のLC:AZEっぽさも感じさせたりする。水夏さんがやりそうな曲調だけど最近こういうのなかったからこれは一瞬水夏さんか?って思った。
個人的にはピアノの使い方が好きだったかな。こういうナチュラルな雰囲気を感じさせるサウンドは好き。和っていいよね。
作曲者はR&Bとかハウスが得意そうな人だから、しっとり系は好きな人なのかな。もっとこういう曲調書いて欲しいわ。


68
片霧烈火「夜明けの星空」


作詞:日山尚
作曲・編曲:東タカゴー


こちらもハウス系の曲です。東さんの曲って音がすごく好き。水上裕規さんあたりが好きならツボるはず。
どこかセンチメンタルさを感じさせつつも、明るくてキャッチーなメロディもそうだけど、やっぱりこの曲はアレンジが大好き。いい感じでデジタルデジタルしていて好き。
鈴木大輔×水上裕規タッグっぽさはありつつも、ガルネクとかではやりそうにない曲調を突いてくるのも憎い。東さん本当にいい仕事してるわ・・・
哀愁ハウスということもあって、サウンドからは斬新なイメージも感じさせて、どこかで聴いたことありそうだけどない、といったイメージがすごく良かったです。


67
ヒスイリカ「DREAM☆JUMP」

作詞:ヒスイリカ
作曲・編曲:Clean Tears


Clean Tearsさんの曲では昨年度はこれがいちばん良かったかも。とにかくキラキラしててハイテンションな一曲。
ボーカルの方はこういった曲調はなかなか歌ってなかったみたいで、かなり新鮮な曲らしいのですが、これはすごくボーカルとマッチングしていて、この路線も続けて欲しいなーと思いました。
ひたすらキラキラデジタルポップスなのですが、間奏でちょっとブレイクビーツが入るのもClean Tearsさんらしいですね。この人の曲はリズムがすごく特徴的。
テンポの速いエレクトロが好きな人ならこれはぜひとも聴いておきたい楽曲。本当にこの人やりますよ。うん。


66
夏野こおり藤咲ウサ「カラフルキャンディー」

作詞:ayachi
作曲・編曲:菊田大介


こちらはストリングスや4つ打ちテンポが効いた、いかにもエレガのキャラソンって感じで菊田さんの王道中の王道といったイメージの楽曲です。
キュートさを持ちつつも爽やかな印象を感じさせるメロディ、どこかセンチメンタルな歌詞、どれをとっても菊田さんの曲!って感じが伝わってきます。
そしてツインボーカルならではの掛け合いもエレガは上手いんだけど、この曲でも健在。Bメロから掛け合いが続き、左右振り分けもほどよい程度になっているので効いてて心地よいです。
自分はサビ頭とかで使っているスコーン音が好きですね。最近の菊田さんはこの音使うことが多くなった?そんな気がする。


65
NANAExplorer World」

作詞:milktub
作曲:宮崎京一、水城新人
編曲:宮崎京一


サビの疾走感がとにかくたまらない。この疾走感に乗せられる切なさが本当に素敵。
パンキッシュなリズムに哀愁メロディが重なって、泣けるロックナンバーに仕上がっているので、こういった曲調は最近なかなかなかったので聴いた時はすごく心に響きました。
だいたいこのような路線はしょこたんとかがやっていそうなんだけど、最近はあまりやってなかったからこれを待っていた的なメロディとサウンドで良かったのですよ。
サビ前の盛り上がり方も完璧だし、哀愁ロックポップの王道中の王道ともいえる一曲になっています。感涙モノ。


64
天乙准花「promise you」

作詞:天乙准花
作曲・編曲:新道楽


これまた泣ける一曲。00年代前半っぽい雰囲気全開のミディアムバラードです。T2yaさんがやってそう。
とにかくメロディからアレンジまで00年代前半のJ-POPの路線を貫き通した曲になっていて、このへんが好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか?と言いたいくらいな楽曲です。
だいたい自分もこのへんから入ったので、どこか懐かしさを感じながら聴いてました。泣きメロが素晴らしすぎる。
shelaとかが好きだった人ならこれは聴いてみたらいいかも。本当に素敵な泣きのバラードに仕上がっていますよ。うん、綺麗な曲。個人的にはラスサビは転調して欲しかったかも。


63
nao「colorless fate -ver.Luna 2011-」

作詞:nao
作曲・編曲:八木沼悟志


これが「Decade」への布石だったといってもいいかもしれませんね。セルフカバーというよりは新バージョンって感じ。erica 2007はいつフルコーラスになるんだよ・・・
で、これは3バージョン目になるのですが、オリジナルの複雑リズムなスネアドラムが特徴的だったアレンジとは一転、第二期に入ってから多用するようになったトランシーなシンセ音が入って、これが現在のsatさんの音だ!的なリアレンジでした。
そして歌詞も若干違っているのですが、ラスサビが繰り返しになってしまっているのが惜しかったかな。ここが繰り返しじゃなかったらもう少し高評価だったかもしれませんね。しかしオリジナルよりも音はしっかりしていて、むしろこっちのほうが好きかも?
全体的にオリジナルの要素は残っているので、原曲好きな人でもすんなりと聴けるんじゃないでしょうか。たぶん。


62
霜月はるか「a little more」


作詞:日山尚
作曲・編曲:東タカゴー


これはタイアップ先のゲームのOPムービーとセットで聴いて欲しい一曲。とにかくドライブ感&爽快感抜群なロックテイストのキャッチーポップスになっています。
タカゴーさんらしいキラキラした音とギターが噛み合って、どこか切なさもあるメロディに乗ってひたすら走り抜けていくみたいな。夏のドライブにぴったりの一曲になっているのではないかと思います。
哀愁ロック系では王道の「Aメロがバス4つ打ち」もちゃんと組み込まれていて、個人的にそこから切なさ全開のBメロに繋がっていくのが好きだった。
とにかく夏っ!で風が吹き抜けていくようで超爽やかな曲。車のCMソングになってもおかしくない・・・かも?


61
めらみぽっぷ「Light」


作詞・作曲:Spyre
編曲:ニゴロウ


これぞTHE・avexサウンドといっても過言ではないような曲ですね。もろその手のメロディ・サウンドな感じ。
イントロとかガルネクの「Jump」っぽいし、メロディも全体的に五十嵐さんっぽい感じが出ててツボでした。
というわけで、datあたりが好きならこれも好きだと思うよー的な一曲だったりします。シンセブラスの音が本当にそれっぽいwww
Aメロが個人的に好きなところ。五十嵐さんリスペクト感満載でどこか懐かしいけど新しい、そんな印象を受けました。絶対五十嵐さん好きなら聴いておいたほうがいいよ!


60
小夏ミナト「Wintelic Polyfonia」

作詞・作曲:紅林学
編曲:蕪木法義


2011年度見事に楽曲大賞上位にランクインした「さんくちゅ」の2作目がランクイン。小夏さんはこの後芸能活動引退してしまったんですよね・・・すごく綺麗な声だったのに残念です。
で、この曲は前作までの透明感のあるデジタルJ-POP要素はそのままに、ストリングスやピアノをフィーチャーした、キャッチーながらも幻想的な雰囲気を感じさせる楽曲に仕上がっています。
あまりにも透明感抜群すぎて曲名のような冬っぽさはあまり感じないのですが(ガルネクの「Winter Breeze」みたいな?)、どこか儚げなイメージを感じさせるところが冬って感じかな。
蕪木さんのサウンドはもう本当に透き通ったサイダーのようなイメージなので、それが冬ソングでも健在なのは素晴らしかったです。はい。あとラスサビの伸ばすところが好き。


59
片霧烈火「Mind Resolution」


作詞:森林彬
作曲:アッチョリケ、sherry
編曲:sherry


これは来ましたね。アッチョリケさん久しぶりのカッコイイ系デジタルJ-POP。
聴いた瞬間からこれなんてガンダムの主題歌的なイメージが炸裂しまくっていました。例えるなら玉置成実の「Result」あたりが近いかな?
そんな疾走感のあるクールなメロディにトランシーなサウンドが合わさって、今にも宇宙に飛び出せそうなドライブ感を感じさせる楽曲です。
タイアップ先のエロゲのジャケット見て、こんな主題歌が飛んでくるとは誰も思わないですよね。むしろ本当にガンダム。カッコいいです。個人的にはアウトロがもう少し長くして欲しかったかな。


58
miko「ハッピーオレンジサンシャイン★」


作詞:まめこ
作曲・編曲:task


この人もかなり良い曲を書きますね。例えるなら「(大久保薫齋藤真也+椎名俊介)×甘々雰囲気」ってところか(謎
とにかくトゥインクルトゥインクルスウィートキャッチーリリカルポップス(謎)って雰囲気な、ハインテンションで乙女チックなロックポップに仕上がってます。何か魔法少女っぽい。
跳ねたリズムにキラキラしたサウンドが乗ったどこか爽やかな曲と、超キュートな歌詞とボーカルが重なり合った、まさにスウィートな一曲。この人の曲は聴くだけで甘い雰囲気に引き込まれます。何かオレンジというよりピンク色なイメージ。
アイドルポップスや声優ソング、またはゆるめの電波ソングあたりが好きな人ならこの曲には共感できるんじゃないでしょうか。まるでキャンディーのようにカラフルで甘い曲なのですよ。


57
Ne;on「Just in my heart」

作詞:Ne;on
作曲・編曲:羽丘淳


この人もまたすごくキャッチーな曲を書きますね。生音系でアイドルポップスな感じが多くてその手が好きな人なら間違いなく好きなハズ。
歌い出しからこれは来た!って思いました。これはもうメロディにやられた。構成もメロディラインも完璧。とにかくキャッチーな女の子の曲、だけど甘すぎない、そんな調和が取れた曲に仕上がっています。
PPPHリズムでしっとり聴かせるBメロから、躍動感あふれるサビへの展開も王道中の王道って感じで好き。魔法少女アニメの主題歌的なイメージもありました。
メロディもアレンジも歌詞も、すべてがアイドルポップスらしさが詰まっていて、聴いてて楽しくなっちゃいます。可愛いです。


56
AAA「Still Love You」

作詞:KAJI KATSURA、日高光啓
作曲:SHIROSE、her0ism、DJ first
編曲:ats-


この曲からAAAはエレクトロ路線が多くなったのですが、これはats-さんのエレクトロ路線のひとつの完成形ともいえる一曲になっています。
クラブミュージック仕様といってもいいくらいにノリの良いリズムトラックに、複雑なシンセのサウンドが絡み合って、非常にダンサブル。だけどどこか切ない雰囲気もある。そんな曲です。
作曲者は三名ですが、R&B系統が得意そうな方だったのでこれは結構変化球だったのかな?でもテンポ落としたらR&Bなアレンジになっても違和感ないメロディかも。そんなメロディをエレクトロに変化させるats-さんのサウンドメイキングは流石といったところですね。
製作者からはちょっと意外な楽曲に仕上がっているのですが、ある意味それが全て繋がって全く新しいエレクトロダンスミュージックに仕上がっているかと思いました。


55
白羽美依「恋は絵本の中のロマンス」

作詞:Avatar10
作曲・編曲:風波徹


Aメロ・サビ・間奏で連発する
ちゅんちゅん
って音が特徴的な王道キャッチーポップスです。
椎名俊介さんリスペクト感満載なサウンドなんだけど、哀愁感があるのがやっぱり風波さんらしさだなーって思いました。ちゅんちゅん。
とにかく甘酸っぱさ全開、乙女チックなデジタルJ-POPなのが好きならぜひとも聴いていただきたいです。ちゅんちゅん。
キラキラでリリカルな雰囲気が詰まった、まるで宝石箱のような可愛らしい曲。流石と風波さん。間奏も面白く仕上がってます。ちゅんちゅん。


54
Souwer「星のキズナ -STAR CHAIN-」

作詞:KAzRA
作曲・編曲:琉姫アルナ


LC:AZEのアルナさん作曲による、壮大かつクールな雰囲気の王道デジタルポップスです。
もうメロディがどこを聴いてもアルナさんらしさ全開なんですよねーこれが。雰囲気的には「DISTANCE」あたりに近いけど、当時のI'veリスペクト感は薄れ「アルナさんの曲」としてひとつのジャンルが出来上がってしまったようなイメージが浮かぶくらいには王道ですね。
やっぱりこの人のサウンドは日々変化し、王道の中でも多彩な顔を見ることができますね。その中でもいちばん「アルナさんらしい」と言えるような楽曲じゃないでしょうか。うん。
LC:AZE時代から知っている方なら思わずニヤッとしてしまいそうな正統派メロディは必聴です。ストリングスの使い方もばっちり。


53
小松菜「Massive Glint」

作詞・作曲・編曲:琉姫アルナ


こちらもアルナさん曲です。LC:AZE在籍時最後のアルバムの一曲目ということで、かなり気合入っていますよこれは。
まだAruna名義だった頃の面影がちゃんと残っている。これぞLC:AZEサウンド!って感じが伝わってきます。今は水夏さん、アルナさん、cittan*さん全員辞めたから面影はないですが・・・
アルナさんが脱退してもこの手のサイバーデジタルポップス路線をひたすら突き走って欲しかったというのが個人的な見解かな。これは本当に見事にLC:AZE「らしい」曲に仕上がっていてもう素晴らしいとしか言いようがない。やっぱりこの人に出会って人生変わったわ。LC:AZEをはじめて知った曲が2008年楽曲大賞だったくらいだし。
ボーカルはアルナさんとは初の組み合わせとなる方ですが、この人の声はすごくアルナさんの曲と相性バッチリでこれからもタッグを組んで欲しいですね。今後に期待です。


52
KOTOKO佐藤ひろ美「One-Chance!!」

作詞:KOTOKO
作曲・編曲:藤田淳平


最近密かに復活しだした藤田さんのデジタルポップス路線。これはその王道ど真ん中といった感じで自分のストライクゾーンに直撃しましたね。
だんだん生音が多くなってきた最近のエレガですが、ちゃんとピアノ、ギター、ストリングスといった生系のサウンドを使いつつも、トランシーかつダンサブルなサウンドに仕上がってします。
そしてエレガと言ったらツインボーカルの名曲率の高さ。やっぱりこの曲も二人のボーカルがマッチングしていて素敵でした。以前にも数曲でコラボしている双方ですが、この曲がいちばんシンクロ率高いと思いました。
藤田さんは以前トランスとかもそこそこ書いていたので、この手の路線も再び増えて欲しいなーと思ってこの位置。


51
fripSide「Hesitation Snow」

作詞:yuki-ka
作曲:八木沼悟志
編曲:八木沼悟志、川崎海


第二期fripSideで川崎さんは哀愁系担当ってイメージがつきつつありますね。
この曲も歌いだしはしっとりと聴かせ、サビからクールな雰囲気で飛ばしていくといったイメージの楽曲です。そういえば第二期でこういう路線って少なかったかも。メロディはいかにも第二期って感じだけど。
アップテンポなんだけど、どこか悲壮感の漂う儚げな歌詞が噛み合って、fripSideならではの「キャッチーだけどどこか切ない」世界観を表現した楽曲になっているのでは、と思いました。
でもやっぱりこの曲のツボは最初と最後のメロディですね。あれで終わらせるのは反則。切なさ全開じゃないですか。何か初期のあゆっぽい感じで泣けてくる。これはいい。


翌日は21位まで紹介する予定です。

それでは。