10〜6位

こんにちは。

長かった2011年楽曲大賞もいよいよ大詰め。

トップクラスの名曲ばかりのベスト10の発表です!


10
佐咲紗花「fly away t.p.s」
作詞・作曲:tororo
編曲:高田暁

fly away t.p.s

fly away t.p.s

カップリング曲とともに今年度初の楽曲大賞候補になった曲のひとつです。これは本当に素晴らしかった。
だって、まさかあのtororo団長がここまでavex色全開の曲を作るとは想像もしなかったですから。今までもその系統っぽいメロディの曲はあったけど、これは格別。
いつものD.C.シリーズの楽曲の切なポップ路線から一転した、バリバリのダンスチューンな仕上がりで、高田さんのアレンジも今まで以上にデジタルロック色が強く、90年代のavexサウンドが好きな人にはたまらない一曲になっています。雰囲気は「Summer Revolution/AAA」に近いかも。
ただちょっと残念だったのは曲が短いことかな。アウトロがほとんどないというところが少し惜しかったからそこをさらに長くしてくれたらもっと上にいたかも・・・でもこの順位を獲得することができました。まさに名曲はメロディがモノを言うということです。
サビのキャッチーかつ高揚感のあるメロディは、まさにデジタルポップスの王道を行く最高級のものでした。本当にこれはデジタルポップスの王道中の王道。avexからリリースされても全然違和感ないですよ。



北乃きい「風華恋」
作詞・作曲:小室哲哉
編曲:齋藤真也

心 (ジャケットC)

心 (ジャケットC)

クレジットからは想像し難いこの和風なメロディとサウンドに惹かれました。とにかく和の雰囲気がすごく出ていて良かったです。
やっぱりTK作曲ということもあって、曲構成はやや変則的な仕上がりなのですがこれがまたドラマチックで素敵。優しくもメロディアスな世界観を見事に表現できている齋藤真也さんのサウンドにも感動。やっぱり復帰後のTKにはシャイニーの音が合いますよね。
このような和風な楽曲は毎年ランクインしているのですが、その中でもトップクラスの優しいメロディに仕上がっていて、聴いていてすごく癒されます。きいちゃんのアルバムの特徴でもあるハートフルでノスタルジックな雰囲気がいちばん出ていたと思う新曲かと。
個人的に好きなのはラストの部分。伸びの良い高音でラスサビを締め、そして曲中で最も優しさを感じられると思うアウトロへと繋げるところは本当に癒されます。これこそ本当の癒しソングだと感じました。「でにけり」のED曲がバラードならこういう雰囲気になってたのかな(爆
齋藤真也さんにとっては新境地ともいえるサウンドの和風ナンバーということもあって、サウンドの幅の広さを改めて実感できました。というわけで9位にランクインです。



佐咲紗花「Shooting the future」
作詞:佐咲紗花
作曲・編曲:東タカゴー

ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語]初回限定版

ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語]初回限定版

佐咲さんの曲で最もツボったのがこの曲。これは聴いた瞬間に名曲すぎる!!!って叫びました。マジで。↑の初回特典サウンドトラックに入ってます。
曲調は10位の「fly〜」の続編と言っても過言ではない、超王道デジタルポップス。昨年度の曲で言うと「キセキ/北乃きい」に近い感じです。
東さんのデジタルサウンド曲は本当に名曲が多くて、これはその最高傑作と言える最強のデジタルポップスナンバーに仕上がっていて、もうイントロから素晴らしすぎますよ。メロディも完璧ですし。
いつもの王道路線よりもトランス・ロック色が強いサウンドでとにかく攻めるタイプのサウンドがこれまた斬新で、それが良い方向に転換してavexっぽさ全開のアレンジへと変わって、東さんの可能性がさらに見出だせました。
そんなサウンドもダントツで好きなのですが、やっぱりこの曲はメロディが神。Bメロとか完全にノックアウトされたね。サビの高揚感と決意感のあふれる感じも本当に素敵。00年代avexサウンド系の曲の中でもトップクラスといってもいいくらいにメロディが素晴らしすぎました。
というわけで神すぎるメロディが素敵なこの曲、1stアルバムには未収録ということですので、この路線が好きな人は初回版を見つけて即購入しましょう!



小夏ミナト「Veil 〜伝えたい想い〜」
作詞:RUI-涙-
作曲:紅林学
編曲:蕪木法義

今年の最強シングルと言っても過言ではなかったですよねー。私の好きな音がほとんど詰まっているようなCDでしたし。
で、そんなさんくちゅのデビューシングルの3曲目でありますこの曲が7位にランクイン。これまた名曲すぎてもう感動モノなのです。
水上裕規さんっぽいキラキラポップサウンドに、あらゆる場所に散りばめられたピアノの音が心地よい、疾走感の中にどこか儚さを感じさせる、甘酸っぱい柑橘系キャッチーポップスです。こういう路線は本当に好き。
Noriyoshiさんのデジタルサウンド+ピアノな音使いはもうこれからが一番期待できる作家さんだともう本当にこのシングルの3曲で実感できたし、その中でもいちばん哀愁感と疾走感のあるこの曲はそのサウンドが極限まで使われています。
メロディもAメロのどこか儚げな雰囲気から、Bメロ以降で疾走感と透明感に満ち溢れた世界観が繰り広げられて、優しくも切ない仕上がりになっています。これが本当にピアノサウンドとの相性が良すぎてもう鳥肌がすごく立ちますwww
今までにない切な柑橘系デジタルサウンドユニットとして、これからも応援していきたいと思っております。もう一曲の順位は・・・明日のお楽しみに!



北乃きい「絆」
作詞:森月キャス
作曲:BOUNCEBACK
編曲:tasuku

絆(DVD付き:AL連動特典ライブ応募券付き)

絆(DVD付き:AL連動特典ライブ応募券付き)

きいちゃんのシングル表題曲の中ではこれがいちばん好きだった。メロディもアレンジもすごく好きなタイプのものだし、何より卒業ソングって萌えますしwww
というわけで通称「今年の漢字」こと3rdシングルのタイトル曲が6位ランクイン。PVの制服と絶対領域が似合いすぎてますよ。ニーソ。
それはさておき曲のほうですが、「Pureness/上戸彩」+「Native Heart/井上みゆ」といったおもむきのミドルテンポのポップナンバーです。アレンジが後者っぽい雰囲気で「Native〜」の評価がこの曲で上がったのはナイショw
おなじみのノスタルジックな雰囲気に加え、この曲はこれからの旅立ちをイメージできる決意感が感じられるメロディになっていて、卒業後の目標に向かってそれぞれが歩き出す、という景色が想像できて感動してしまいました。すごいです。
アレンジのほうもそんな曲調に合わせてデジタルっぽい音を多用しながらもストリングスなどを加えて春っぽさを演出しているところが素敵。D.C.シリーズの主題歌にしても違和感ないくらいに美少女ゲームっぽさを感じられるサウンドは今までのtasukuさんにはなかったので、編曲者初見は結構意外だと思いました。
そんなわけで今年度最も春らしい曲に仕上がっていました。やっぱり桜っていいわ。


明日は最終日、楽曲大賞曲の発表になります!

ご期待ください。

それでは。