10〜6位

こんにちは。

長かった2011年楽曲大賞もいよいよ大詰め。

トップクラスの名曲ばかりのベスト10の発表です!


10
佐咲紗花「fly away t.p.s」
作詞・作曲:tororo
編曲:高田暁

fly away t.p.s

fly away t.p.s

カップリング曲とともに今年度初の楽曲大賞候補になった曲のひとつです。これは本当に素晴らしかった。
だって、まさかあのtororo団長がここまでavex色全開の曲を作るとは想像もしなかったですから。今までもその系統っぽいメロディの曲はあったけど、これは格別。
いつものD.C.シリーズの楽曲の切なポップ路線から一転した、バリバリのダンスチューンな仕上がりで、高田さんのアレンジも今まで以上にデジタルロック色が強く、90年代のavexサウンドが好きな人にはたまらない一曲になっています。雰囲気は「Summer Revolution/AAA」に近いかも。
ただちょっと残念だったのは曲が短いことかな。アウトロがほとんどないというところが少し惜しかったからそこをさらに長くしてくれたらもっと上にいたかも・・・でもこの順位を獲得することができました。まさに名曲はメロディがモノを言うということです。
サビのキャッチーかつ高揚感のあるメロディは、まさにデジタルポップスの王道を行く最高級のものでした。本当にこれはデジタルポップスの王道中の王道。avexからリリースされても全然違和感ないですよ。



北乃きい「風華恋」
作詞・作曲:小室哲哉
編曲:齋藤真也

心 (ジャケットC)

心 (ジャケットC)

クレジットからは想像し難いこの和風なメロディとサウンドに惹かれました。とにかく和の雰囲気がすごく出ていて良かったです。
やっぱりTK作曲ということもあって、曲構成はやや変則的な仕上がりなのですがこれがまたドラマチックで素敵。優しくもメロディアスな世界観を見事に表現できている齋藤真也さんのサウンドにも感動。やっぱり復帰後のTKにはシャイニーの音が合いますよね。
このような和風な楽曲は毎年ランクインしているのですが、その中でもトップクラスの優しいメロディに仕上がっていて、聴いていてすごく癒されます。きいちゃんのアルバムの特徴でもあるハートフルでノスタルジックな雰囲気がいちばん出ていたと思う新曲かと。
個人的に好きなのはラストの部分。伸びの良い高音でラスサビを締め、そして曲中で最も優しさを感じられると思うアウトロへと繋げるところは本当に癒されます。これこそ本当の癒しソングだと感じました。「でにけり」のED曲がバラードならこういう雰囲気になってたのかな(爆
齋藤真也さんにとっては新境地ともいえるサウンドの和風ナンバーということもあって、サウンドの幅の広さを改めて実感できました。というわけで9位にランクインです。



佐咲紗花「Shooting the future」
作詞:佐咲紗花
作曲・編曲:東タカゴー

ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語]初回限定版

ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語]初回限定版

佐咲さんの曲で最もツボったのがこの曲。これは聴いた瞬間に名曲すぎる!!!って叫びました。マジで。↑の初回特典サウンドトラックに入ってます。
曲調は10位の「fly〜」の続編と言っても過言ではない、超王道デジタルポップス。昨年度の曲で言うと「キセキ/北乃きい」に近い感じです。
東さんのデジタルサウンド曲は本当に名曲が多くて、これはその最高傑作と言える最強のデジタルポップスナンバーに仕上がっていて、もうイントロから素晴らしすぎますよ。メロディも完璧ですし。
いつもの王道路線よりもトランス・ロック色が強いサウンドでとにかく攻めるタイプのサウンドがこれまた斬新で、それが良い方向に転換してavexっぽさ全開のアレンジへと変わって、東さんの可能性がさらに見出だせました。
そんなサウンドもダントツで好きなのですが、やっぱりこの曲はメロディが神。Bメロとか完全にノックアウトされたね。サビの高揚感と決意感のあふれる感じも本当に素敵。00年代avexサウンド系の曲の中でもトップクラスといってもいいくらいにメロディが素晴らしすぎました。
というわけで神すぎるメロディが素敵なこの曲、1stアルバムには未収録ということですので、この路線が好きな人は初回版を見つけて即購入しましょう!



小夏ミナト「Veil 〜伝えたい想い〜」
作詞:RUI-涙-
作曲:紅林学
編曲:蕪木法義

今年の最強シングルと言っても過言ではなかったですよねー。私の好きな音がほとんど詰まっているようなCDでしたし。
で、そんなさんくちゅのデビューシングルの3曲目でありますこの曲が7位にランクイン。これまた名曲すぎてもう感動モノなのです。
水上裕規さんっぽいキラキラポップサウンドに、あらゆる場所に散りばめられたピアノの音が心地よい、疾走感の中にどこか儚さを感じさせる、甘酸っぱい柑橘系キャッチーポップスです。こういう路線は本当に好き。
Noriyoshiさんのデジタルサウンド+ピアノな音使いはもうこれからが一番期待できる作家さんだともう本当にこのシングルの3曲で実感できたし、その中でもいちばん哀愁感と疾走感のあるこの曲はそのサウンドが極限まで使われています。
メロディもAメロのどこか儚げな雰囲気から、Bメロ以降で疾走感と透明感に満ち溢れた世界観が繰り広げられて、優しくも切ない仕上がりになっています。これが本当にピアノサウンドとの相性が良すぎてもう鳥肌がすごく立ちますwww
今までにない切な柑橘系デジタルサウンドユニットとして、これからも応援していきたいと思っております。もう一曲の順位は・・・明日のお楽しみに!



北乃きい「絆」
作詞:森月キャス
作曲:BOUNCEBACK
編曲:tasuku

絆(DVD付き:AL連動特典ライブ応募券付き)

絆(DVD付き:AL連動特典ライブ応募券付き)

きいちゃんのシングル表題曲の中ではこれがいちばん好きだった。メロディもアレンジもすごく好きなタイプのものだし、何より卒業ソングって萌えますしwww
というわけで通称「今年の漢字」こと3rdシングルのタイトル曲が6位ランクイン。PVの制服と絶対領域が似合いすぎてますよ。ニーソ。
それはさておき曲のほうですが、「Pureness/上戸彩」+「Native Heart/井上みゆ」といったおもむきのミドルテンポのポップナンバーです。アレンジが後者っぽい雰囲気で「Native〜」の評価がこの曲で上がったのはナイショw
おなじみのノスタルジックな雰囲気に加え、この曲はこれからの旅立ちをイメージできる決意感が感じられるメロディになっていて、卒業後の目標に向かってそれぞれが歩き出す、という景色が想像できて感動してしまいました。すごいです。
アレンジのほうもそんな曲調に合わせてデジタルっぽい音を多用しながらもストリングスなどを加えて春っぽさを演出しているところが素敵。D.C.シリーズの主題歌にしても違和感ないくらいに美少女ゲームっぽさを感じられるサウンドは今までのtasukuさんにはなかったので、編曲者初見は結構意外だと思いました。
そんなわけで今年度最も春らしい曲に仕上がっていました。やっぱり桜っていいわ。


明日は最終日、楽曲大賞曲の発表になります!

ご期待ください。

それでは。

20〜11位

こんにちは。

いよいよ楽曲大賞もクライマックス。TOP20の発表に入ります!


20
fripSide「meditations」
作詞:南條愛乃
作曲・編曲:八木沼悟志

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

これはすごい曲だった。アルバム曲の中で最も壮大な仕上がりでトランシーなサウンドの正統派トランスポップです。
第二期になってから王道となった哀愁トランス路線をさらにパワーアップさせたような感じで、超電磁砲主題歌シリーズの続編といっても過言ではない仕上がりでした。
どこか切ないメロディが展開されていく中で、サビは疾走感抜群のカッコいいメロディになっていて、切なさの中に力強さを感じる、第二期fripSideのスタンダードをこの曲で完全に手に入れたものだと考えております。
そんな切な系デジタルポップスなところも完全に良かったのですが、この曲の最大の聴きどころは間奏とアウトロ。特に間奏は1分以上というかなり凝った仕上がり。前半〜中盤はトランスなリズムで攻め、後半はfripSideではおなじみのBメロのコード進行でのギターソロ。そしてラスサビへ入る部分も素晴らしい。すごいことになっています。
アウトロのスローテンポで終わる部分は第一期の「planet illusion」あたりを彷彿とさせる雰囲気で、曲の切ない雰囲気をより高くしています。
というわけで名作揃いだった第二期初のアルバムからこの曲が今年度のfripSideトップ曲となりました。


19
北乃きい「Wishing on a Star」
作詞:kenko-p
作曲:荒木佑介
編曲:ArmySlick

絆(DVD付き:AL連動特典ライブ応募券付き)

絆(DVD付き:AL連動特典ライブ応募券付き)

これは新境地だと思った曲。ArmiSlickさんらしいテクノサウンドが映える、超キャッチーエレクトロポップです。
どこかエロゲ主題歌っぽい雰囲気のメロディの中に、SEやシンセベースなどが効いた王道テクノポップサウンドが絡まって、新しいスタイルのエレクトロに仕上がっています。
うん、やっぱり美少女ゲームみたいなこの雰囲気がツボったかも。歌詞の一人称が「ボク」なので、「You make my day!/YURIA」の続編にも感じた。きいちゃんの声ってどこかボーイッシュだし、何か男の娘ゲーの主題歌っぽいでしょ?たぶん。
avexのエロゲソング路線にテクノポップを取り入れたこの曲、Armyさんの新たなる可能性が見えてきた一曲でもありました。やっぱりArmyさんにテクノ系の曲を作らせたら強いわ。
作曲の荒木佑介さんという方は新人さんみたいですね。こういうキャッチーな美少女ゲームソング系の曲を作れるということは、かなり今後に期待できそうです。


18
SUPER HEROINE 彩香-AYAKA-「ALL MY HEART -この恋に、わたしの全てを賭ける-」
作詞:飯吉新
作曲・編曲:SUPER STAR 満-MITSURU-

これは友達から借りたのを聴いて一瞬で「これは名曲だ!!!」と叫んだ記憶がwwwというわけでBEMANIシリーズで活躍しているSUPER STAR 満-MITSURU-さんのアルバムより。
で、曲のほうは「Believe/玉置成実」とか「Moon Story/UR@N」あたりを彷彿とさせる王道アニソントランス。この2曲が好きなら絶対ツボだと思いますのですよ。
終始トランシーなシンセサウンドが駆け巡る、疾走感と浮遊感に満ちたスペーシーな雰囲気のアレンジと、クールな中にどこか儚さを感じさせるメロディの相性が良く、非常にカッコいい曲に仕上がっています。
個人的にツボったのはBメロ。こういうすごくfripSideっぽい展開は好きだわやっぱり。Bメロだけでもご飯三杯以上はイケますね。アルバムのインスト曲のほうも聴いてみると哀愁トランス系が多かったのでこういう切ないメロディが得意なのかなー。
そういうわけで今後のボーカル曲とかも期待していた満さんですが、昨年末を持ってSA.YO.NA.RAしたそうです・・・活動再会を楽しみにしております。


17
北乃きい「浮間舟渡」
作詞:H.U.B.
作曲:木下智哉
編曲:ats-

心 (ジャケットC)

心 (ジャケットC)

これはats-さんらしさ全開サウンドがめちゃくちゃツボった曲。ちなみに曲名は実在する駅名です。
どこか80年代っぽいメロディに青春を懐かしむ歌詞との相性がすごく良い、実にノスタルジックな曲。これは聖地の近くで高校時代を過ごした人には感動する曲だと感じました。郷愁的な曲に実在地名が入ると本当にノスタルジーな感じになるので、これは歌詞GJでした。
そんな曲にats-さんらしいピアノが特徴的な哀愁ポップサウンドが加わって、より切なく、懐かしい雰囲気を感じさせる楽曲にしてくれたので、メロディが歌詞とアレンジで昇華されたといっても過言ではないくらいに雰囲気が良い仕上がりだと思いました。
自分としてはラストのキラキラした音がすごく好みで、あの頃に戻ったという感じがすごく出ていて、すべてが時間を戻してくれそうな一曲になっています。
ということもあって、今年度の曲の中ではかなり雰囲気に飲み込まれる感があって好きだった曲でした。浮間公園行きたいお。


16
小夏ミナト「Aqua Noise」
作詞・作曲:紅林学
編曲:蕪木法義

はい来ました今年のダークホース最有力候補で最優秀新人賞獲得シングル曲が。ネタバレですがカップリングの2曲も10位以内入ってますよ(何位かは明日のお楽しみに!)。
で、新音楽ユニットSound Coutureのデビュー曲となった曲なのですが、とにかくアレンジが素晴らしすぎる!!!!!!!!!!!こんなに透明感抜群なサウンド聴いたことがないよ。
どこか儚げだけど懐かしい雰囲気のメロディに、まるでサイダーのような透明感に満ちたキラキラポップサウンドが重なり合った、まさに曲名通り潮騒のような曲になっています。ピアノが凝りすぎて素晴らしい・・・
他の作家さんに例えるなら鈴木大輔さん作曲・水上裕規さん編曲タッグでいちばん王道なやつにピアノをたくさん入れたって感じですかね。水上さんの透明感のあるポップサウンドが好きだったから、それをさらにレベルアップさせたようなピアノがもう素敵で素敵で・・・是非水上さんとタッグを組んでもらいたいところ。
特にラスサビのジャーン!って溜めから転調する部分が最高。もうこの部分は今年度の曲の中でもトップの転調だと思ってます。


15
花たん「言葉繋ぎ」
作詞:神保篤
作曲・編曲:冨田敦

これまた17位の浮間に続いて今年度トップの雰囲気名曲でした。最初に聴いたときに完全にこの世界観に飲み込まれました。まるで春に導かれていくかのように・・・
今年度は3連符曲のレベルが高かったのですが、その中でも最高の曲だと思ったのがこれ。今年度どころか3連符バラードの中でもいちばん好きといっても過言ではないくらいに好きだった。
冬の終わりを告げるようなノスタルジックさ抜群のメロディに、ロックテイストのアレンジが絡まりあって、すごく切ない雰囲気のバラードになっています。本当にこの曲の世界観、そして作品の世界観の壮大さに引き込まれましたよ。
4分20秒とバラードにしては短い構成の曲なのですが、それでもドラマチックで、ちょっと不思議な世界観の中へと誘っていくかのような壮大な曲になっていて、短いながらもそのスケール感に圧倒されました。
アウトロに入るデジタルなシンセ音も、桜の世界に入り込むに相応しい儚さのある音で、本当に春の訪れってイメージが伝わってきます。今年度のスローバラード大賞といってもいいでしょう。


14
Ym1024 feat. lamie*「started」
作詞・作曲・編曲:Ym1024

これはフリー音楽ゲームの楽曲を集めた無料のコンピレーションアルバム「Groundbreaking」の2010年版(といってもリリースは2011年1月)の収録曲で、オススメされたので聴いたらこれまた名曲で。
1st〜2ndアルバム時代のガルネクを思わせるようなデジタルポップス路線の曲で、キャッチーながらも歌詞やメロディ構成などは切ない雰囲気に仕上がっていて、ポップながらも哀愁感もあるという自分好みの曲でした。
トランスっぽいシンセの使い方といい、局所に入るアコギの音といい、正統派哀愁デジタルポップスのいいところがすべて詰まったかのような一曲です。浮遊感の中にある切なさがすごく印象的です。
そんなサウンドも素晴らしいのですが、この曲がいちばん好きなのはメロディがすごく良いところ。ここまでキャッチーかつ切ないメロディは数少ないですよ。メロディの世界観に完全にノックアウトされました。サビの終わり部分とかすごく好きで。ラスサビの「最後は笑って終われるように」という歌詞が本当に切ない雰囲気を出せていてもう感涙モノです。
2011年版に入ってる同アーティストの「rePrayer」も超名曲なので合わせて是非。2012年度楽曲大賞で早速上位に入りそうです。


13
北乃きい「匿名希望」
作詞:leonn
作曲:鈴木大輔
編曲:水上裕規

心 (ジャケットC)

心 (ジャケットC)

本日三曲目のランクインとなったきいちゃん。昨年度に続き上位を無双するくらいには今年の二枚は名作でした。
というわけでそんな1stアルバムから鈴木大輔さん作曲・水上裕規さん編曲というそれなんてガルネクな組み合わせの一曲が13位にランクイン。24位で挙げましたが4月は水上さん曲リリースラッシュだったのですがそのトップがこの曲でした。
曲は鈴木大輔さん王道の切なポップなメロディに水上さんのキラキラピアノポップサウンドが合わさった、ガルネクよりも王道といっても過言ではないといってもいいほどこのタッグではいちばんの王道曲でした。いつもよりピアノ色強めです。
どこかシリアスな雰囲気のある曲を、ピアノ主体のバンドサウンドが彩る。こういう雰囲気の曲はいつも上位に入るくらいに好きなんですよねー。昨年度で言えば「さよなら、またね」が近いか。
歌詞もいつものleonnさんに比べてシリアス度が高くなっていて、キャッチーながらもどこか意味深な曲調にぴったりで良かったです。後半でシリアスな展開になる美少女ゲームの主題歌って感じがして好きなのです。


12
佐咲紗花「snow ring」
作詞:佐咲紗花
作曲:俊龍
編曲:母里治樹

fly away t.p.s

fly away t.p.s

これはすごい曲。構成がもう半端ない。今年の楽曲構成大賞といってもいいくらいにすごい曲です。リリース当時「これは楽曲大賞最有力候補かも・・・!」とも騒いでましたw
Elements Garden期待の新人、母里治樹さんの初(たぶん)編曲作品となった本作ですが、Elements Gardenっぽさ皆無のavex臭全開なウィンターバラードでびっくりしました。これからもエレガに新たなサウンドを吹き込んでくれるのでしょうか。
というわけでavex系ウィンターミディアムバラードの正統派といってもいいくらいな王道冬ソングに仕上がっていて、サウンドだけでもすごく好きな曲・・・なのですが、この曲の驚くところはメロディ構成。
TKっぽいメロから始まって、サビでは若干I'veっぽくなり、そのサビの後半では畳み掛けるような3連符と高音で締める。このサビ後半部分は本当にすごいメロディです。
そしてもっと驚くのは間奏。一筋縄ではいかない構成の壮大なシンセとギターの音が使われていて、ここまですごい間奏を聴いたのは本当に感動しました。というくらいにはメロディ構成とアレンジがすごかった一曲でした。


11
榊原ゆい「恋愛0キロメートル」
作詞:rian
作曲:rian・山下航生
編曲:山下航生

昨年全主題歌がTOP10に入るという偉業を達成したASa Project最新作の主題歌がこの位置にランクイン。
そしてやっぱりrianさんはすごかった。そう実感した一曲。とにかくメロディ構成がすごい。Bメロは小節ごとにテンポが変わったり(山下さんのブログを見て気づいてびっくりしたwww)、サビは後半で畳み掛ける構成だし、もう半端ないってレベルじゃないほど凝りすぎた曲ですwwwテンポ計測してみたら完コピしてみろと言わんばかりの微妙なテンポ変化がいっぱいでさらにびっくりしたwww
疾走感のあるパンキッシュなロックサウンドに、冬っぽさを演出するクリスマスっぽい感じのベルの音が良いアクセントに。ラブリーでキャッチーなウィンターロックポップという新しいガールズロックの提案といえるサウンドです。
とにかくロックとしてはスタンダードなサウンドなのですが、変則構成や変則テンポ、そしてトランス・テクノ色のあるデジタルサウンドを取り入れた、まったく新しいタイプの楽曲に仕上がっています。これは本当にすごい曲だよ。
そういうこともあって、rianさんの超展開曲の集大成とも言える、今年度のロックサウンド最高傑作な仕上がりの楽曲です。本当にこの二人のタッグは一筋縄ではいかないわ。


明日はいよいよTOP10の発表です!

それでは。

30〜21位

こんにちは。

トップクラスの名曲だらけなTOP30の発表です!


30
榊原ゆい「秘密仕掛けのapple
作詞:ayachi
作曲・編曲:藤間仁

これはすごく意外な曲だった。曲名、クレジットから疾走系ポップスと思ってたが中身を開いてみたらびっくり、「週末Not yet」を可愛くした感じのハウスポップだったという。
藤間さんのアレンジとしては非常に斬新なサウンドで、基本的に4つ打ち曲自体が珍しいのでまさに新境地といった感じですごく良かったです。この路線もいっぱい出してくださいよ。
ラブリーなメロディに、メルヘンチックなサウンド。そして禁断の恋をイメージしたような甘くてちょっとエロい(?)歌詞。やっぱり女子校が舞台のエロゲにはこういう雰囲気のある曲が似合いますね。
個人的にはサビの最後の3音の直前の部分がすごく好みで。あとは間奏のいかにもハウスって感じのメロディですかね。キャッチーポップスながらも秘密の花園感(謎)もちゃんと入っていて、まさに禁断の果実と言える楽曲に仕上がっていますw


29
星名優子「one's word」
作詞:星名優子
作曲:Re:nG
編曲:amyu


星名さんのアルバムの曲ではこれがいちばん好きだったかな。作編曲のお二方はavexサウンドの王道を貫いてくれるということでこの曲以降かなり注目してきた気がする。
で、この曲はそんな二人のメロディとサウンドがいい感じで化学反応を起こしてくれた王道の哀愁トランス曲です。avexっぽくもあって、I'veっぽくもあって、BEMANIっぽくもある、そんな感じwww
とにかくトランシーなデジタルサウンドが自分のストライクゾーンのど真ん中ってレベルじゃないくらいにツボったのですが、やっぱりこの曲の一番の聴きどころはサビですね。サビに入るときの高揚感、哀愁のあるメロディ、そしてこれでもかというくらいに詰め込まれたピアノの音。素晴らしいです。
そしてサビから間奏やアウトロに入るときのSEが神がかっています。とにかくこの音のおかげで曲の評価がバーン!と上がったくらいに好きでしたwwwいいね。
とにかく歌モノトランスとしてはいちばん王道な路線なので、トランス好きなら必聴!!!!!


28
アイドリング!!!「やらかいはぁと」
作詞:leonn
作曲:日比野裕史
編曲:渡辺徹

やらかいはぁと【通常盤】

やらかいはぁと【通常盤】

これなんてElements Gardenパート2(謎 ちなみにパート1は55位の「運命のしずく〜」
どう聴いても作曲:藤田淳平、編曲:菊田大介にしか聴こえないってくらいにエレガしてますよtearbridgeな皆さん。2Aメロが落ちだったら完全にエレガでしたねwwwまぁそれがなくてもエレガっぽさ99%なんだが。
イントロのギターソロといい、メロディといい、すごく藤田さんっぽさがあります。一番近いのは「A ray of sunshine!!/春山琴巳」かな。バンドアレンジならこの続編になってたって雰囲気。
アレンジのほうは渡辺徹さん王道の音、つまり菊田さんにかなり近い音です。菊田さんでいえば栗林みな実さんに提供した曲みたいな路線の音ですね。とにかくキラキラしていてポップなサウンドになっています。こっちもすごく聴き応えアリです。
自分のツボとしては、ラスサビのピアノ→転調の箇所。ここだけでご飯10杯はイケますよお姉さん。
ということで数年前のElements Gardenを彷彿とさせすぎるメロディとサウンドがハァハァしてしまう一曲になっています。カンパネェわ。


27
仲村芽衣子「Azalea」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:五条下位


今年度の仲村さんの曲はこれが最高位。SYNC.ART'Sのアルバム収録曲より。
ピアノとストリングスの音が終始奏でられる、非常に哀愁感のある切ないミディアムバラードです。雰囲気としては「Free & Easy/浜崎あゆみ」をストリングス色強くしたって感じかな。
とにかくイントロから切なさが全開で、イントロのピアノの音だけでも名曲っ!って叫んでしまいましたwwwとにかくメロディとアレンジの完成度がめちゃくちゃ高い。こういう壮大な雰囲気のある曲で凝ったアレンジをしてあると本当に自分としては萌え萌えでたまりませんwww
メロディ構成自体はスタンダードなのですが、とにかく音がドラマチックさを醸し出していて、メロディの長さも相まって非常に壮大。6分半という曲の長さを感じさせない素敵な楽曲に仕上がっています。
そして何よりジャケットイラストとこの曲の雰囲気がマッチングしていて、かなり良いです。冬ってイメージがすごく出てますよ。


26
花たん「君の軌跡」
作詞:YURiCa・minato
作曲・編曲:齋藤真也

FLOWER DROPS

FLOWER DROPS

これはクレジット初見すごくびっくりした。まさか齋藤真也さんが参加しているとは思わなかった。
そして聴いてみてまたびっくりしたんです。久しぶりの作編曲両方を担当しているスピードロックナンバーということで。ロック作曲自体みのりんのアルバム以来だったし、この路線はもっと久しぶりだったかも。
シャイニーが手がけた曲に例えるなら「Sppedway/玉置成実」+「REALIZE/喜多村英梨」って感じで、もっとテンポが速くなった感じですかねー。とにかく速い。この疾走感はやっぱり癖になるわ。
そしてそんな王道シャイニーロックリターンズに、花たんの超ハイトーンボイスがめちゃくちゃ相性が良くて。もうこれは疾走感200%を超えてますよ。天元突破するドリルもビックリの疾走感ですわ。
これ以降シャイニーにロック路線が再度増えてきたのですが、やっぱりこの曲がいちばん好きだったかなー、というわけでこの位置に。素晴らしいです。


25
廣田詩夢「年中無休☆大作戦」
作詞:mitsu
作曲・編曲:Ryu☆

ふぇあり?☆めろでぃ?  / スマイル☆シューター

ふぇあり?☆めろでぃ? / スマイル☆シューター

これは短い曲ながらしっかりとした作りだなーと思った。3分未満の曲なのですが、テンポが若干速いので構成的には結構スタンダードな作りで短さを感じさせない一曲に仕上がってる。
曲のほうは、ちょっと電波ソングっぽい雰囲気のハピコア路線のポップナンバーです。結構エロゲソングリミックスとかでハピコアは多いので、その路線でオリジナル曲を作ったらこんな感じ、ってイメージですね。
というわけですごく可愛らしい曲に仕上がっています。たぶん今年度の曲でいちばん可愛いって思ったかも。テンポもラブリーさがいちばん出るテンポだし(私はだいたい160〜180くらいの萌えソングが好きだったり)、アイドルっぽさもあるし、本当に可愛い。
作編曲しているRyu☆さんはおもにBEMANIシリーズとかで楽曲製作している方なのですが、そちらで提供されているハピコア系インスト曲を萌えソングにしてみた、って雰囲気があって、王道に萌えを足したということもあってすごく新鮮な曲だったです。この曲の影響で音ゲーに少し触れたこともあったし、この位置に。


24
SUPER☆GiRLS「初恋グラフィティ」
作詞:Mio Aoyama
作曲:鈴木大輔
編曲:水上裕規

がんばって 青春

がんばって 青春

これなんてC.G mix(爆
こういうリスペクト感全開な曲が多かったのも今年度の特徴だったかなー。水上さんとcittan*さんがその代表格でした。
で、曲のほうは地震の影響で延期していた作品たちが一斉に発売されて起きた鈴木大輔×水上裕規曲ラッシュ(謎)の中で、特に水上さんらしさが出ている曲だと思うくらいには王道の曲。
ポップないかにも青春なメロディに、「our youthful days」っぽいキラキラアレンジ。とにかく水上さんのI'veリスペクト臭ぷんぷんなサウンドが本当に萌える。サビメロの最後の3音が本当にmix兄さんっぽいwww
この懐かしい雰囲気に飲み込まれる感じのメロディとサウンド、そして甘酸っぱい歌詞。柑橘系エロゲポップス路線曲の王道はtearbridgeには欠かせないものだなーと再び実感できた曲でした。


23
北乃きい「Brave 4 U」
作詞:BOUNCEBACK
作曲・編曲:渡辺徹

心 (ジャケットC)

心 (ジャケットC)

これまた正統派なエロゲポップスって感じの仕上がりで好きだった一曲。こっちはLump of sugar作品とかにありそうな感じの曲かな。
やっぱりエロゲ主題歌っぽい感じのavex曲ってのは毎回上位に入って、好きな曲が多いんですよねー。メロディもちょっと濱田智之さん+mix兄さんってイメージだし、すごく良かった。
そしてアレンジは、高崎愛梨さんのデビューアルバムで手がけたような90年代ポップス路線のアレンジに仕上がっていてガルネク以降の渡辺さんの王道って感じ。トランス系もいいけど、こういう音の渡辺さんも萌えます。サビの一小節目の音とか萌え度最高。
きいちゃんは今後もこのエロゲ主題歌路線を貫いてくれるのでしょうか。avexの中でもいちばんエロゲ路線に近いアーティストですし。新曲はちょっと路線変更でけいおん!っぽい曲なのですが音はやっぱりこの路線なので良かったし。早くアニメ主題歌歌ってくださいよ。
アルバム曲の中ではいちばんアニソンやエロゲソングっぽさが強い一曲ということで、この位置にランクインです。上位はまた昨年度と同じくきいちゃん無双してる・・・かも?


22
Yucca「Gratitude」
作詞:erica
作曲・編曲:上月幻夜


上月さんの本気モード全開な一曲。とにかくこの曲を聴いて上月さんの曲に惚れたといっても間違いないくらいに好きだった。
おなじみの疾走感で駆け抜けていく感じはそのままに、どこか切ない雰囲気だけど、サビで一気に明るくなるメロディや歌詞。しょこたんの「calling location」みたいなイメージといえばいいかな。
メロディが自分には完全にドツボだったから、もう聴くたびに感涙モノと言ってもいいくらいに感動してしまう。サビとかで使われている3連符部分もインパクトあるし、個人的にはBメロ推し。この疾走感の中にある切なさというのは自分のストライクゾーンですし。
サウンドのほうは、上月さんはデジタル系の曲も作る方ですが、この曲は生音重視のロック色全開なアレンジになっていて、いつも以上に疾走感を感じさせるサウンドに仕上がっているのもまさに神業。ピアノの音も好きだし。
切な系ロックナンバーは必ずといっていいほど上位に入る曲ですが、今年のその路線担当はこの曲といってもいいかな。もしかしたらこれがいちばんかも。


21
南條愛乃メッセンジャー
作詞:ayachi
作曲・編曲:菊田大介

fripSideに菊田“ランチパック”大介さんが楽曲提供、といった感じな組み合わせ、曲調な一曲・・・ということで、自分の萌えポイントを押さえまくった曲です。
2007年の楽曲大賞で大量ランクインした菊田さんのデジタルポップス路線が帰ってきた、といっても過言ではないくらい、菊田さんの曲でいちばん好きな路線の曲。流石楽曲大賞で唯一1位獲得曲を2曲手がけた作家だけあります(2007年のchronicle of sky、2009年の祝福のカンパネラ)。
そんな正統派デジタルポップス路線に、少し和のテイストを加え哀愁味を感じさせる仕上がりになっていて、2007年時代の曲の路線を進化させたといえる王道中の王道をレベルアップさせた菊田さんのサウンドメイキングに神がかっているとしか思えない一曲。
個人的にはBメロが好み。このシリアスな疾走感とトランスみたいなシンセ音の使い方は音に凝りまくるElements Gardenのメンバーでありデジタルポップスの王道を貫けるクリエイターでもある菊田さんならではのサウンドです。
というわけで、今年度の菊田さんの曲ではダントツに良かった曲。素晴らしい完成度です。


明日は11位まで発表します。

それでは。

40〜31位

こんにちは。

後半戦に突入、名曲揃いの40位からの発表です!


40
fripSide「trusty snow」
作詞・作曲:八木沼悟志
編曲:齋藤真也

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

リミックスだけでなくアルバムのほうにも齋藤真也さんが関わるということで、かなり期待してた一曲。
フタを開けてみたら、これはもうツッコミどころしかない曲でしたwwwイントロからAメロまではどう考えても「prominence」だし、Bメロの英語コーラス部分には「shiny」って言葉入ってるし(黒崎真音さんも使ってました)。そしてトドメの「キセキ/北乃きい」にしか聴こえない間奏のギターソロ。やりすぎだろ・・・って思ってしまったわwww
ということで第一期の名曲「prominence」をリメイクしたような曲に仕上がっています。曲名から察するとおり、prominenceの夏っぽい雰囲気から一転、冬っぽさを演出させるための哀愁のある音も使われています。
全体的に切ない雰囲気に仕上がっており、また違ったfripSideの一面を、satさんとシャイニーの王道メロディ&サウンドで見せてくれました。王道だけどどこか新しい。そんな一曲です。
そして驚いたのはギターが加藤“アツロック”大祐さんだったということ。この系統の曲でアツローさんが弾くとは思わなかったわ。だいたい石井さんか海老澤さんだし。


39
榊原ゆい「Blue mind」
作詞・作曲:榊原ゆい
編曲:井ノ原智

Blue mind/榊原ゆい

Blue mind/榊原ゆい

ゆいにゃんの自主レーベルからリリースされたシングルのタイトル曲がランクイン。通称「ブルマ」です(爆
今までいろんなアーティストへのリスペクト感を出しまくっていた本人作曲楽曲ですが、この曲は玉置成実リスペクト的なものになっております。メロディが「Eternal Voice」+「Fortune」っぽい。
アレンジも井ノ原“智ちん”智さんらしいデジロックな音が多用されていて、ダンサブルな中にロックのような激しさを感じさせるものに仕上がっています。間奏のシンセソロが上記の2曲みたいな雰囲気でツボwww
そして何よりサビの疾走感。この爽やかすぎる疾走感はゆいにゃん本人作曲ではなかったぞ・・・?というくらいにはゆいにゃん史上最も爽やかなメロディ。夏っぽさがすごくありますね。
そういうこともあって、ソニー時代の玉置さんが好きな人は絶対押さえておきたい一曲。アレンジも微妙なシャイニー感あるし(爆


38
茶太「Girl's song」
作詞・作曲:rian
編曲:山下航生

これは超展開の多いrianさんにしては結構スタンダードな構成だなーと思った曲。それでもかなり良メロディで、すごくキャッチーな仕上がり。「Dear you...」をよりポップにした感じといったイメージかな。
音のイメージは、ギターやロックっぽいドラムがベースになっているけども、シンセやピアノはエレクトロっぽい感じという、いわゆるロック+ダンスなサウンド。それを可愛らしい雰囲気で昇華させる山下さんのサウンドメイキングに惚れました。
やっぱり山下さんはピアノやデジタルサウンドの入ったギターポップを作らせると本当に名アレンジになるなぁーと実感しましたね。間奏のピアノとシンセの兼ね合いが鳥肌もの。
個人的にはサビの鈴木大輔さんっぽい?付点8分メロディ部分がツボです。ラスサビの後のCメロもいい感じに繋がっているので、後半ではドラマチックな展開を見せてくれるのもrianさんらしいですね。うん、名曲だ。


37
AAA「CALL」
作詞:Kenn Kato
ラップ詞:日高光啓
作曲:宅見将典
編曲:ats-

CALL / I4U(DVD付)【ジャケットA】

CALL / I4U(DVD付)【ジャケットA】

これまた音と構成に萌える一曲。AAAの曲は構成勝負曲多いですよね。
曲構成で目立つのはやっぱりAメロ二回の間にラップを入れるところ。これが曲をドラマチックな仕上がりにしてくれています。メロディやサウンドも今までのAAAの曲とはまた違ったハウス調の仕上がりで新鮮でした。
サウンドのほうは椎名俊介さん+cittan*さんって雰囲気を感じる音使いなんですが、ちゃんとats-さんの音になっていて正統派ハウスポップなアレンジで攻めてきます。サビ部分のアレンジがいいね。
個人的に宅見将典さんは某おとボクアニメ版の挿入歌の影響なのかアレンジャーってイメージがあったのですが、良いメロディを書いてくれる方だなー、とも再び実感できた一曲です。
音が完全にats-さんのものなのにどこか新鮮さを感じられる、製作陣の新境地を王道な仕上がりにしているという、まさに新たなポップサウンドといった一曲でした。


36
後藤真希「your song」
作詞:後藤真希
作曲:日比野裕史
編曲:tasuku

LOVE(DVD付)【ジャケットA】

LOVE(DVD付)【ジャケットA】

どう聴いてもランティスです、本当にありがとうございました。(爆
最初聴いた時のファーストインプレッションはこれしかなかったwww何か2006〜7年くらいの深夜アニメのOPになりそうなメロディ、アレンジ・・・どう考えてもランティスだろwww
いちばん雰囲気が近い曲は「キラメク/yozuca*」かな。メロディ黒須さんっぽいし。アレンジも若干黒須さんっぽさがあって、やっぱりどこからn(ry
そんなどこか懐かしい雰囲気もあるロックポップサウンドとキャッチーなメロディが印象的な楽曲。サビのメロディとともに制服の女の子が駆け回っているような映像が脳内に浮かび上がります。
日比野さん作曲の楽曲でいえば、しょこたんの「Spiral」に近い気がする。あれも結構正統派アニソンポップロックだったし。やっぱりtasukuさんのアレンジでこういうのは新鮮と思ったかもね。最近はテクノ系多かったし。
最近ランティスtearbridge production所属作家を起用するようになったし、橋本みゆきさんに日比野さんが提供しないかなー、とかも思ったり・・・


35
ななひら「つよがりや」
作詞:遥風啓司
作曲・編曲:篠原瑞希


49位の「Remeet to U」と同様のシングルより。こっちがリード曲ですね。
これは完全にやられましたよ。3連符のメロディのノスタルジックなミディアムバラードというだけでも素敵なのに、やっぱりアレンジが素晴らしい。イントロアウトロの笛っぽい音のシンセソロとかもう鳥肌ってレベルじゃない。
キラキラした、やっぱり渡辺徹さんっぽい雰囲気のあるアレンジは篠原さんの良さが光って見える。哀愁感の中に感じられる乙女チックな雰囲気の歌詞との相性も抜群だし。
メロディは3連符バラードのスタンダードな仕上がりで、ひとつひとつのメロディラインが泣かせてくれる感動モノ。恋チョコの「a little love song」をより泣きメロにしたって雰囲気が本当にツボでした。メロディ、アレンジともに3連符曲ではトップクラスの完成度。ラスサビの落ち部分に入るギターとかも良かったし。
やっぱり今年は3連符曲が良い発見だったなーと実感できました。こういうノスタルジーなものには目がないので。


34
仲村芽衣子「Across the Destiny」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:水夏える


「BALDR SKY」シリーズ最後のエンディングテーマ曲より。
数ある仲村さん×水夏さんのコンビ曲の中でも、最も王道の一曲。そして、この2人がLC:AZE内でタッグを組んだ最後の楽曲。
水夏さんらしいピアノとデジタルサウンドが特徴的なサウンドと、哀愁感の中にも力強さを感じさせるメロディがいかにも、って感じの、まさにエンディングって雰囲気のミデイアムナンバーです。
全体的に見れば「YUBIKIRI」をややアッパーにした感じですかね。このふたりのタッグでこういう哀愁曲作られたらもう無敵でしょう。いつもの音が使われているし。
なんというか、この曲を聴いていると、仲村さんと水夏さんがLC:AZEを脱退することを覚悟して作られたような気がする。最後の最後はいちばん正統派で王道なものに仕上げよう!って感じがすごくありますね。まさにLC:AZE時代の集大成、といったこともあって、名作に仕上がっています。後半の展開とか半端じゃないし。


33
girl next door「ROCK YOUR BODY」
作詞:千紗・Kenn Kato
作曲:鈴木大輔
編曲:girl next door・水上裕規

ROCK YOUR BODY(MUSIC VIDEO盤)

ROCK YOUR BODY(MUSIC VIDEO盤)

ガルネク小文字名義二枚目は「レイヴ」がテーマということで、どこかバブリーな雰囲気のPVと、シンセベースとギターが駆け巡るトランス系ロックサウンドが特徴的なダンスチューンに仕上がっていました。これまた新境地でしたね。
そんな新鮮なサウンドがかなりツボった一曲。I'veっぽいイントロから始まり、クールなメロからとびきりキャッチーなサビにつながっていく展開はまさに大輔さん×水上さんの得意分野といっても過言ではない。それを新たなギターサウンドでアレンジすることによって、すごくカッコいい曲になりました。
そしてこの曲はEXTENDED(実質フルコーラス、アルバムにはこっちが入ってます)と通常版(イントロアウトロがカットされている)があるのですが、EXTENDEDは驚愕の演奏時間8分54秒、イントロ3分58秒というとんでもない超大作。普通のJ-POPとかでリミックスではないオリジナルの曲でここまで長いのって珍しいですね。
以前、TRakkerのTaishiさんがデビューアルバムのライナーノーツで語っていたクラブミュージックの構成を守って、J-POPの枠をぶち壊したまさにクラブ仕様の仕上がりになっています。
というわけで、ガルネク流クラブミュージックがすごく新鮮だったこの曲が今年度のガルネクの曲の中で最も上位に入りました。


32
仲村芽衣子「twinkle leaves」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:水夏える


34位の「Across〜」と名勝負だった一曲。これまた前者と同じく最も王道路線な仕上がりの曲です。結局はほぼ互角ながらもこっちのほうが評価が上になりました。
今回は「秋」がテーマということで、どこか哀愁を感じさせるメロディになっていて、やっぱり水夏さんの良さが光っている楽曲ですね。ピアノの音がすごく心地よい。
とにかく水夏さんのピアノサウンドは哀愁曲で力を発揮するので、曲のテーマとも合わせて泣けるメロディになっています。I'veっぽい感じは残しつつも、ちゃんと個性が出ていて、これぞ水夏える!と言えるドラマチックポップスに仕上がっています。
Across〜とは演奏時間もほぼ同じ(約6分半)ですが、あたらがドラマチックな後半の展開を楽しむ曲なのに対し、こっちは全体的なメロディの哀愁感を楽しむ曲と、王道ながらも構成を変えることによって、また違った一面を見せてくれました。
そしてジャケの女の子の服のデザインが某「でにけり」の制服っぽくて萌えました(爆


31
RO-KYU-BU!「You&I」
作詞:くまのきよみ
作曲:八木沼悟志
編曲:齋藤真也

pure elements

pure elements

40位の「trusty〜」と同じ作曲編曲の組み合わせですが、これまたツッコミどころ満載な一曲(爆
↑を思わせるイントロの「prominence」っぽいギターソロ(今回は海老澤さんが弾いてます)、いかにも90年代avexサウンドって雰囲気のメロが王道って感じなのですが、この曲の最大のツッコミどころはサビ。どこからどう聴いてもガルネクの「FRIENDSHIP」にしか聴こえません(爆
Get Wildみたいなコード進行に加え、後半の転調、そしてこのメロディ・・・意識しているってよりはそのままだろwwwって言いたくなるくらいに路線が一緒でめちゃくちゃ良かったwwwそりゃ鼻血出るわwww
ガルネク齋藤真也さんアレンジになったらこんな曲になるのかなー、とも妄想できた一曲でした。satさんにしては短めの構成だったのがちょっと惜しかったけどね。これからもツッコミどころ満載曲を作ってくださいねw


明日は21位まで発表します。

それでは。

50〜41位

こんにちは。

いよいよTOP50に突入です!

ここからが本番ですよ。

50
ちな「真っ赤な嘘」
作詞:ちな
作曲・編曲:上月幻夜

これははじめて聴いた時から来ましたね。全体的にかわいい曲調の多いアルバムで、ゴシックなイントロから入るクール系ロックナンバーを持ってくるとは、すごく意外でした。
とにかく上月さんらしさ全開の疾走感抜群のメロディに、ところどころにデジタルな音が入る正統派ロックサウンドが光ります。間奏の音が若干水上裕規さんっぽい感じでツボ!
上月さんの曲の中でも特に完成度が高く、とてもカッコいい。可愛い声とのマッチングも楽しいし、哀愁を感じさせる歌詞も好き。こういう切ない系スピードロックを待っていた!って感じでしたね。
そしてこの曲の最高の聴きどころはラスサビの転調。この転調はまさに鳥肌もの。素晴らしいの一言。音、メロディ、展開、すべてが哀愁ロックの王道になっております。


49
ひななた「Remeet to U」
作詞:遥風啓司
作曲・編曲:篠原瑞希


篠原“しの”瑞希さんの個人サークルのシングル「秋風ノート」より。このシングルはいいよ。一瞬で曲世界に虜になってしまった。篠原さんは今後注目間違いなしの作家さんです。
で、この曲はノスタルジックなメロディが特徴的なデジタルポップスです。音は渡辺徹さんっぽい感じかな。イントロのピアノとかすごく綺麗。
何も言わずとも、このどこかavexっぽさのあるメロディとアレンジが個人的にツボすぎて困る。ひとつひとつの音が全部萌えてしまうんだもの。特にメロ部分の音とか、サビ前のブレイクとか、サビの付点8分のメロディとか、それっぽさ全開だし。00年代のavexサウンド好きならツボな一曲。
6分という長さを感じさせない構成だし、ドラマチック哀愁デジタルポップの中でも聴かせる楽曲になっていますよー。渡辺徹さんやats-さんの音が好きならなおさらハマるはず。というくらいにアレンジに惚れたし、メロディもサビとか秀逸すぎ。
篠原さんのデジタル曲は本当に音が好みなので、これからも作っていただきたいところです。


48
凛「片翼-ツバサ-の行方」
作詞・作曲・編曲:島崎貴光

TRUTH/片翼-ツバサ-の行方-

TRUTH/片翼-ツバサ-の行方-

これまた音に萌えた一曲。すべてのフレーズの1小節目であの音が鳴ってるし、ギターは石井裕さんの泣かせるギターソロ満載だし。
優しくも切なく、力強いメロディと、そんな王道アレンジとの相性は言うまでもなく抜群。アレンジの大勝利ってやつですね。良メロディをアレンジで最高のものに仕上げる、島崎さんの切り札的な楽曲です(爆
そして目立つのは音だけでなく歌詞。某奥井さんや某水樹さんのような当て字が満載ですwww曲名にまでそれを使うというある意味偉業を成してしまった歌詞も、今までの島崎さんとは違った雰囲気を醸し出してくれてます。
ひとつひとつのフレーズ、音、メロディすべてに島崎さんの愛が詰まっている、すごく綺麗な一曲。ラスサビが転調するのもニクい演出ですね。ヘッドホンで聴くことを推奨します。音萌えな曲なのでwww


47
Daisy×Daisy「永久のキズナ feat. Another Infinity」
作詞:mitsu
作曲・編曲:Another Infinity

この曲も、音が好きな系統だった曲。Another Infinityというのはスマイル☆シューターのキャラソンに提供したRyu☆さんとStarving Trancerさんのユニットで、あの2曲とは180度違った色の曲になっています。
疾走感抜群のメロディに、細かいピアノの音が重なり合って、短い曲の中で壮大な世界観を生み出してくれています。すごくカッコいい。
特に個人的に好きだったのは、Bメロ。このどこかで聴いたことのある感のメロディは癖になるね。懐かしい雰囲気だし。
ピアノが全体的に多用されているデジタルポップスが大好きな自分として、このピアノの音は本当にストライクゾーンど真ん中でしたwwwやっぱりピアノって萌えます。はい。


46
girl next door「Happy Birthday!」
作詞:千紗
作曲:鈴木大輔
編曲:girl next door・水上裕規

ブギウギナイト(DVD付MV盤)

ブギウギナイト(DVD付MV盤)

千紗さんの誕生日にリリースされるということで、バースデーソング、という6年くらいに一度しか訪れない記念日を彩ってくれた一曲(爆)。まぁCDのリリースは基本的に水曜日ですからね。
で、曲のほうは水上さんの透明感抜群なキラキラ柑橘系サウンドがこれでもかっていうくらいに詰め込まれている、大輔さんとのタッグの中でも正統派な楽曲に仕上がっています。ちょっとアイドルっぽい雰囲気かな。
全体的にはスパガの「初恋グラフィティ」と同じような感じな雰囲気なのですが、切ない雰囲気だったそちらに比べて、こっちはもっと明るい曲になってます。初恋〜の儚げな部分をアッパーに持っていてアガルネク仕様にしました、的な。
アレンジが完全に水上さんの得意分野すぎる音でもうThis is 水上裕規としか思えないくらいにやる気全開です。他のシングルタイトル曲と比べてもその音の気合は一目瞭然。まさに水上さんって感じです。


45
後藤真希「YOU」
作詞:後藤真希・leonn
作曲:日比野裕史
編曲:ats-

愛言葉(VOICE)(DVD付)

愛言葉(VOICE)(DVD付)

後藤さんのアルバムのクレジットは本当に驚いたね。だってats-さん編曲の新曲が3曲も入ってるんだもの。dreamのカバーアルバムを除けばSweetS以来だと思います。
で、そんな3曲の中でアルバムのリード曲を担当している本楽曲ですが、ats-さん王道のバラード・・・といいたいところですが、いつもとはちょっと違って音がロックな方面にシフトしています。
「Winter Love」や「Wishing road」の王道バラード路線を継承しつつも、弦一徹ストリングスによるストリングスと、清水武仁さんによるギターでシンフォニックなサウンドを取り入れ、ちょっと力強い雰囲気に仕上がっておりますよ。
それでもバラードでいつも使われている音は多用されていて、以前からのats-さんのバラード好きにも向けられた良アレンジです。日比野さんのメロディもパンチ力があってすごく良いです。
やっぱり2011年のats-さんはロック方面に進化したなーと感じた一曲でした。


44
girl next door「ダダパラ!!」
作詞:千紗・Kenn Kato
作曲:鈴木大輔
編曲:girl next door・水上裕規

ダダパラ!!(DVD付)

ダダパラ!!(DVD付)

突然名義を小文字に変更した直後に発売された、どこか既見感のある四ヶ月連続リリース第一弾の曲です。曲名の意味が知りたいです。何かエロゲのタイトルっぽい(爆
いつもアルバムをリリースしたらアレンジャーを変えていたので、これをはじめて聴いたときはアレンジャーがまったくわからなかったという事態が発生するくらいには個性的な音だった。tasukuさんっぽいかなーと思ったら、まさかの水上さん続投ということでこれまた驚かされました。
で、曲のほうですが、今までになかった感じだけどどこか懐かしい雰囲気のある、ディスコチックなエレクトロポップです。歌詞はただ踊って騒ごう的な感じで特に意味はないとは思いますが、どこかハッピーな感じになってます。
水上さん新境地のエレクトロサウンドも、シンセの音が多用されていて曲のハッピーな雰囲気を盛り上げてくれる、まさにアガルネクサウンドに仕上がっています。さぁ皆さんもガル扇をグルグル回しましょう(爆


43
星名優子「Place to go」
作詞:星名優子
作曲・編曲:Re:nG


星名優子さんの春M3リリースCD「Reflect」より。これはガチトランスだ・・・って思った曲ですw
とにかくイントロから鳴り響くシンセベースの音、イントロ後半からのユーロ系なシンセリード・・・とにかくトランスしすぎてカッコいいです。音ゲーのオリジナル曲で存在してもおかしくない仕上がりwww
そしてメロディは国歌・・・もとい鳥の詩/Lia」にしか聴こえないサビが特徴的などこか雄大な雰囲気のある90年代テイストな感じでこれまた素敵です。無限の広がりを感じます。
ボーカルトランスの正統派として非常に存在感のある一曲。サウンドに乗って踊るにはもって来いです。DDRで踊ってみたいなぁ(爆
ラスサビの転調もちゃんとしていて、最先端のトランスサウンドながら90年代のavexっぽさを持っていく、Re:nGさんのサウンドメイキングに惚れる仕上がりです。


42
花たん「君と僕」
作詞・作曲:rian
編曲:山下航生


昨年楽曲大賞3位の「さよなら、またね」と同じ組み合わせということですごく期待した一曲。
フタを開けてみたら、なんとバラード曲。山下さんのバラードははじめて聴いたのですごく新鮮でした。ピアノの静かな雰囲気とロック風なギターサウンドのバランスがとれた、とてもドラマチックなサウンドです。イントロでしょこたんの「Winter Wish」を思い出したのはナイショだよ。
そして何よりrianさんの秀逸すぎるメロディライン。この人のメロディは化け物といっても過言ではないほど作り込まれていますよwwwこんなすごい展開のサビは並大抵の人じゃ作れませんよ?って思うくらいにはすごいサビ展開。ラスサビはちゃんと転調するし。
そしてそんなサビメロを、花たんのハイトーンボイスがこれでもかというくらいに炸裂させていて、歌唱力に圧倒されるような展開にしており、ちゃんとボーカルの人に合わせたメロディラインを構成させているのもナイスです。
現在のところASa Project作品の関連曲はすべてrian×山下タッグなので、次回作もきっと神メロディのすごい曲ができるのでは・・・と期待しちゃう一曲でした。これは本当にすごいよ。


41
μ「Heavenly Kiss」
作詞:RUCCA
作曲・編曲:中山真斗

ういんどみる最新作の主題歌は、トランス要素の強いカンパネ、ロックポップ要素の強いでにけりから一転、なんとヴィジュアル系っぽさ全開のスピードロックナンバーという、すごくサプライズ的なサウンドの曲でした。中山さんも初提供だし。
全体的なメロディの雰囲気は前田尚紀さんを彷彿とさせるハイパーJ-POP路線に、ゴシックパンクな雰囲気のクールさをプラスさせた感じで、ロックサウンドなのも相まって非常にカッコいい仕上がり。男性ボーカルでもまったく違和感ない。
ボーカルのほうもそんな曲調に合わせて中性的なセクシーな歌声を披露しており、まさに女性ボーカルのヴィジュアル系ロックとして王道な仕上がりになっています。サビ後半でテンポが変わるところも面白い。
まさにハイパーハイスピードな疾走感に圧倒される、キレのいいロックチューン。燃えます。アツいです。そしてどこかエロいです。これはハイパーハイスピードロックというジャンルが確立された瞬間でした(爆


明日は31位まで発表します。

それでは。

60〜51位

こんにちは。

いよいよ後半戦に入りました。名曲ばかりです!


60
仲村芽衣子「Actuel」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:琉姫アルナ


ソロデビュー1stアルバムの1曲目より。1曲目ということで、これから何かが始まる、といった雰囲気全開の非常に長いイントロ(なんと1分21秒)から入り、仲村さんとアルナさんの趣味全開なI'veリスペクト臭ぷんぷんなトランスになるという素晴らしい一曲(爆
そういうことで、アルナさん超王道のトランスポップナンバーです。メロディもアレンジも初期のLC:AZEを思わせる、まさに原点回帰といった仕様。同日発売のLC:AZEのアルバムのどの曲よりも原点回帰している気がしますwww
とにかく全体的に仕上がりが良く、TKっぽいサビの繋げ方とかもすごくドラマチックだし、ワクワク感のある構成にちょっと哀愁味をプラスしたメロディ。どこから考えてもアルナさんのスタンダード。
仲村さんのLC:AZE脱退は個人的にかなり惜しかったのですが、この曲のおかげで自分でテーマを決めて曲を歌いたいという意味合いがあって脱退したということがわかって安心しました。
この曲はイントロが長いと書きましたが、上位にはもっと長い間奏の曲があったりもします。お楽しみに。


59
橋本みゆき「わたしの大事なもの」
作詞:中山マミ
作曲・編曲:椎名俊介

ORANGE CANDY BOX Angel Note Best Collection Vol.8

ORANGE CANDY BOX Angel Note Best Collection Vol.8

橋本さんと椎名さんがコラボするというすごく意外な組み合わせで度肝を抜かれた一曲。
曲は椎名さん王道のキャッチー4つ打ちポップスということで、いつもの路線を披露しながらも、橋本さんとのボーカルとの相性もバッチリで、新鮮だけど名タッグだと感じることができました。椎名さんの曲は短めなのが多いですがいつも通りしっかりした構成でポップさを出しているのも素敵です。
ちなみに自分が好きなのはBメロの音。トランスっぽい音が使われていて、キャッチーさの中にどこか浮遊感を感じさせるサウンドに仕上がっています。椎名さんのこの路線ではいちばんアレンジが好きかも。
あ、イントロアウトロの間奏のメロディが「Brand new way/北乃きい」のそれに似ていると思ったことはナイショね。


58
仲村芽衣子「Spilling Star」
作詞:azuki
作曲・編曲:水夏える


こっちは2ndアルバムのタイトル曲。これはLC:AZEでは出さないタイプの曲ですね。脱退後の自由さをここで活かしてきた。
曲は「たったひとつだけ/yozuca*」+「君の知らない物語/supercell」といったおもむきのキャッチーピアノロックポップ。どこか儚げで、ピアノのメロディーがノスタルジックな雰囲気を醸し出す。その中にキャッチーなメロディが入って、切なポップスな楽曲として成り立つ音がいっぱい入っているのがツボでした。
とにかくsupercellあたりが好きな人なら絶対ハマる音使いなので、ピアノロック萌えなら押さえておきたい一曲です。メロディ、アレンジのバランスが絶妙。
自分はアウトロのピアノがいちばんツボだったり。あの音がなかったら切ない雰囲気はちょっと減っていたかも、ってくらいには大事です。


57
anporin「Re-start!!」
作詞・作曲:rian
編曲:山下航生


昨年度の楽曲大賞TOP10をほぼ独占した「アッチむいて恋」のASa Projectの新作「恋愛0キロメートル」のED曲。
この曲は「さよなら、またね」の続編と言っても過言ではない、切なロック路線を引き継いだ仕上がりの一曲。「さよなら〜」よりはキャッチーさがアップしていている感じ。
ちょっとメロディがElements Garden黒須克彦さんの曲を思わせる展開で、2007年くらいのロック曲を彷彿させるメロディに萌えたりしたこともあって、高評価となりました。
やっぱりrianさんは良メロディ書きますね。この人のメロディはどの曲もヤバい。ひとつひとつのメロがすごくドラマチックで、一筋縄ではいかない展開まで繰り広げられる。もうメロディメーカーとしては自分の中では最高位置にいる作家さんです。
アチ恋以前のASa Project作品でも手がけているみたいなので、今度チェックしてみようかなーと思います。


56
小夏ミナト「君のいない世界」
作詞・作曲・編曲:Dream's End

Purple software クロニクルサウンドトラック(修正版)

Purple software クロニクルサウンドトラック(修正版)

2011年度最優秀新人賞はこの人に確定しました。ぱちぱちぱち〜。
とにかくこの人の歌い方は琴線がびくびく触れるくらいにはすごい。特に高音の伸び具合は柑橘系ポップスシンガーとしては最高クラスに好き。と言ったら冬コミの新曲ではクール系ロックも歌ってたりもするんですよね。
で、曲のほうはといいますと、切ない雰囲気の歌詞が特徴的な哀愁ロックポップです。このエロゲはプレーしてないけど、これがハッピーエンドの曲だとは思えないってくらいには切ないです。まさか鬱ゲー・・・?
上のRe-start!!とも曲の路線や立場は似てはいるのですが、歌詞のせいか世界観は全く逆です。こういう切ないアップテンポロックがエンディング曲でも面白いなーとも思いました。
サビの高音部分はぜひとも聴いていただきたいところです。すごく素敵な声です。


55
GIRL NEXT DOOR「運命のしずく 〜Destiny's star〜」
作詞:千紗・Kenn Kato
作曲:鈴木大輔
編曲:GIRL NEXT DOOR・水上裕規

運命のしずく?Destiny's star? / 星空計画(DVD付)【ジャケットA】

運命のしずく?Destiny's star? / 星空計画(DVD付)【ジャケットA】

どうみても水樹奈々の曲です、本当n(ry
ファーストインプレッションはまさに↑でしたwwwスローテンポなオーケストラから始まり、疾走感のあるデジロックが展開されていく。これはどう考えてもエタブレ意識してますよね大輔さん(爆
というわけで、Elements Gardenリスペクト臭全開な展開、メロディ、サウンドガルネク史上最もアニソンっぽい仕上がりになったシンフォニックダンスロックナンバーです。
とにかくカッコいい。今まで以上に尖った歌い方だし、サビの同じ言葉を繰り返す畳み掛けフレーズや疾走するギターサウンドなどもあって、ひたすらアグレッシブな展開になっています。これでCメロがあったら上松さんd(ry
Elements Garden曲(特に上松さん作曲)が好きな人にはもうたまらない曲としか思えない、そんな一曲です。水上さんもエレガ意識サウンドできるんだなーとも実感しましたし。


54
仲村芽衣子「Steadying forever」
作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:水夏える


LC:AZE時代とはまた違った曲調の楽曲が多かった2ndアルバムで唯一、王道のLC:AZEサウンドを展開してくれた一曲。
しっとりとしたメロディーに、ピアノとデジタルサウンドが主体のシンプルなサウンドが絡まりあう。I'veっぽい雰囲気で王道曲ではありますが、水夏さんらしい優しいピアノがメインになっているので、今までとはちょっと違った雰囲気に仕上がっています。
流れるように時間が過ぎていくイメージが、アルバムの最後にぴったりで、アルバムの雰囲気をまとめてくれるすごく綺麗な曲。2ndアルバムの中ではいちばん好きだった曲かな。
個人的にはイントロのI'veっぽい(やっぱりそこかよ)雰囲気のシンセソロがめちゃくちゃ良かった。あれは鳥肌もの以外の何者でもないですわ。


53
板野友美「TUNNEL」
作詞:秋元康
作曲・編曲:鈴木大輔

【特典生写真なし】Dear J(Type-A)(DVD付)

【特典生写真なし】Dear J(Type-A)(DVD付)

この曲のクレジットには三回くらい目を疑いました(爆
鈴木大輔さんが単独作編曲とか前代未聞ですよ?って何度もクレジットに目を通してましたね、はい。
どこからどう聴いても大輔さんらしさ全開のメロディラインに、ブラスが主体のサウンドが重なり合って、キャッチーだけどちょっと切ない雰囲気のミデイアムダンスナンバーに仕上がっています。間奏の英詞部分のメロディが個人的にツボでした。あと、メロからサビに入る部分のメロディーは本当に大輔さんらしさが出ていてここだけでもご飯三杯イケますよお姉さん。ガルネクの「Reasons for tears」っぽい?
そしてこの曲のいちばんの聴きどころは間奏のピアノとベースのソロ。このピアノもすごく私のツボでして、大輔さん単独編曲もっと増えろって言いたくなりましたwww


52
fripSide「eternal pain」
作詞:木村琴絵
作曲・編曲:八木沼悟志

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

この曲はかなり驚く要素がふたつ。まずは第一期fripSide結成前に作られた楽曲であること、そしてデジタルサウンドを一切廃した完全生演奏の楽曲であること。
satさんの切ないメロディーラインはfripSide結成前から完成されていることが実感されました。こうして活動最初期の楽曲に再び命が吹き込まれ、新たな楽曲へと生まれ変わるということは、まさに奇跡とも言えましょう。
とにかくこの切ない雰囲気。絶望感さえも感じてしまう儚げな歌詞とメロディーを、satさん得意のデジタルサウンドを全て捨てて、ストリングスとピアノが主体のバンドサウンドで彩るという、第二期のシングル曲とはあまりにもかけ離れた世界観は、まさに「黒いfripSide」とも言える仕上がり。第二期fripSideの新たな一面が堪能できます。
ラスサビの何度も繰り返す壮大な展開も、この曲の聴きどころです。何度も転調を重ねていく部分は涙なしでは聴けません。


51
北乃きい「白い世界」
作詞:北乃きい
作曲:白戸佑輔
編曲:tasuku

心 (ジャケットC)

心 (ジャケットC)

本日発売のシングルで、このアルバムのタイトルの読みが「しん」であることを知ったじゅんにゃんです。
ということはさておき、アルバムの事実上リード曲である本楽曲。本人作詞によるちょっと不思議な世界観と、ポップなテクノサウンドが絡み合った、キャッチーエレクトロポップになっております。
ちょっと齋藤真也さんっぽい音が入ってたり、あらゆる楽しい音がいろいろと仕組まれていて、聴いてて楽しくなるサウンドが特徴的。tasukuさんのアレンジはすごく面白いです。いつものシンセベースもあるし。
とにかくavexエレクトロの王道といってもいいくらいにはエレクトロしていて、デジタルを中心にしながらもいろんなサウンドに対応できるきいちゃんのカラフルな方向性を実感できまた。新曲でもエレクトロ+ロックを披露しているし、いろいろ挑戦できるなーと思いました。


明日は50〜41位を発表します。

それでは。

80〜61位

こんにちは。

楽曲大賞発表も中盤戦。

61位までの発表です!


80
Athanasia「REIGNITION」

作詞・作曲・編曲:Re:nG

REIGNITION

REIGNITION

トランス系デジタルポップスが得意な作家さんとして注目していたRe:nGさんの新ユニットのデビューシングルです。
いつもどおりの王道なデジタルサウンドに、クールなボーカルが絡まりあう、まさにデジタルポップスのスタンダードといった仕上がりに感動しました。
今まで以上に90年代っぽさが出ていて、哀愁もあるのにカッコいいという曲になっています。
自分としては、サビの裏でひたすら鳴るシンセとピアノの音が非常に好みでして。これだけでもすごくトランシーな雰囲気が出ています。ピアノ萌えです。やっぱり。
これからの活動に期待できそうなユニットということで、この位置にランクインしました。


79
蛍「starry☆sky」

作詞:平瀬まり
作曲・編曲:清水雄一


100位の「Rose〜」と同じアルバムの収録曲より。
これはエンディングっぽい感じとスピード感の両立がうまい。00年代のavexサウンドっぽいデジタルサウンドと、切ない雰囲気のメロからとびきりキャッチーなサビへと繋がるピュアネスな展開がグッド。
とにかくハッピーエンドという雰囲気が出ていて、アルバムの最後の曲としての完成度は非常に高い曲。こういう円満に終われるような曲があると、やっぱり安心しますね。イントロをちょっと長めに取っているのもいいところ。
清水さんはAngel Noteの内藤“ユージ・ナイトー”侑史さんとも交流があるらしく期待できる作家さんです。もっとこういうデジタル系の曲もたくさん聴いてみたいです。


78
仲村芽衣子「No Regrets.」

作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:cittan*


2011年春よりLC:AZEを脱退しソロとなった仲村“めんま芽衣子さんの1stソロアルバムより。実際にCDに収録されているものは収録ミスだったみたいだったようですが・・・
で、正式なバージョンのこの曲ですが、cittan*さんの後の王道曲となる哀愁系ミディアムナンバーです。00年代avexサウンドによくある感じのメロディと、I'veっぽさを感じるアレンジが本当に素敵で。
Bメロの中盤でパーン!という音を鳴らして再展開する部分がすごく萌えた。あれがあるから評価が上がった気もするし、本楽曲のキモとも言える大切なところです。
間奏などのシンセもちゃんとI've風に仕上がっていて、やっぱりLC:AZEの周辺作家さんは初期のI'veを懐かしむことができて、自分としてもやっぱり懐かしさが・・・すごいです。


77
原田ひとみ「初恋Distance」

作詞:mitsu
作曲・編曲:Chouchou

ふぇあり?☆めろでぃ?  / スマイル☆シューター

ふぇあり?☆めろでぃ? / スマイル☆シューター

昨年度で脅威の10位を獲得したスマイル☆シューターのハラダチャーン第二弾です。今回はハウスちっくなサウンドの切なウィンターポップスです。
この曲はアレンジが素晴らしい。一小節目で鳴るオケヒとシンバルの音がすごく萌え。この音が評価を上げたといってもいいくらいには秀逸な音。この音は他の人には出せないぞ・・・?
で、そんな萌え音も入ったハウスポップサウンドに、哀愁と乙女心が詰め込まれた歌詞とボーカルが絡み合い、心地よい化学反応を起こしております。
やっぱりこのシリーズって楽曲に恵まれているなぁと実感した一曲。続編もぜひともリリースして欲しいところですが、どうでしょうか。正統派キャッチーポップスの宝庫ですし、素敵です。ゲームも買っちゃいましたしw
作編曲のChouchouさんはリミックスとかで活躍しているクリエイターみたいですので、このようなオリジナル曲もたくさん作ってほしいですね。


76
AAA「恋しさと せつなさと 心強さと

作詞・作曲:小室哲哉
ラップ詞:日高光啓
編曲:渡辺徹

ダイジナコト【ジャケットC】

ダイジナコト【ジャケットC】

おなじみカバーシリーズより、新たにラップが追加されて新鮮なカバーとなった本楽曲がランクイン。
原曲の雰囲気を壊さずに、渡辺徹さんらしいサウンドが展開されたり、ラップで新たな命が吹き込まれてたり、新鮮ながらも原曲の良さが生かされたアレンジに仕上がっています。
で、問題のアレンジのほうですが、とにかくいろんなところで使われているSEがニクい、ニクすぎる。もう私の萌える音がいっぱい使われているではないか。渡辺さんがガルネクで多用しまくってたアノ音に加え、サビの不思議な電子音、そして2Aメロの落ちる部分で使われているひと昔前のシャイニーが使ってたような音・・・いろんな萌え音がいっぱい入ってて音に聴き入ってしまった自分www
そんなナイスアレンジと、AAAの皆さんによるパンチのあるボーカルが相性が良く、カバーなのに新しい曲を聴いているかのような錯覚を起こす一曲に仕上がっています。


75
仲村芽衣子「lingering scent」

作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:五条下位


これまた仲村さんの1stアルバムより。五条さんのavexサウンド全開アレンジが萌える一曲ですw
ピアノの音といい、Aメロの裏のats-さんっぽい音といい、すごくavexっぽい。メロディもそんな感じですし。BOUNCEBACKさんの王道路線を彷彿とさせるメロディも、五条さんらしさが出ています。
本当に哀愁avexサウンドを五条さんに作らせたら文句なしの完成度ですね。中盤から入るギターもいい感じだし。
東方アレンジアルバムなどで結構有名な五条さんですが、オリジナルではこのような哀愁系が多いのでまた違った雰囲気なので、東方アレンジ曲から入った人にとっては新鮮なサウンドかもしれませんね。切な系作らせたら無敵な気がする。
個人的にサビ前のトゥルルルルって音がいちばん好き。あの音だけでもご飯食べれますよね。うん。


74
AKB48High school days」

作詞:秋元康
作曲:鳥海剛史
編曲:清水武仁

【特典生写真付き】ここにいたこと(初回限定盤)(DVD付)

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HΛL DTM塾の受講生だった鳥海さんがまさかの元メンバー清水さんとの夢の共演を果たした一曲(爆
・・・ということで、HΛLっぽさ全開のアレンジ(というかほぼ本人)が萌える正統派サマーポップに仕上がっています。ミンゴスさんとかに提供している影響もあってか、若干5pb.っぽいメロディもツボです。
中野さん脱退後のHΛLの王道を貫いた、まさにHΛLヲタにはたまらないサウンドを、ラブリーな雰囲気につないでいく素敵な一曲です。夏の訪れを思わせる曲名通り青春している歌詞も良い。
個人的には、Bメロ後半の男性コーラスがアクセントになっているかと。アイドルポップスの男性コーラスはある意味切り札かもしれません。この曲の場合は男子生徒の声って設定に感じてたり(爆
メロディもすごく完成度が高く、5pb.キャラソンが好きな自分としてはかなりストライクゾーンでした。はい。


73
Hiromi「LOVE HEART」

作詞:Hiromi
作曲・編曲:Heaven's line

relations sister×sister. サウンドトラックCD

relations sister×sister. サウンドトラックCD

これは良いエロゲソングの王道だ。作曲:松井俊介、編曲:Angel Noteにしか聴こえない
アレンジは不知火さんと椎名さんを足して2で割った感じ。そして歌はtohkoさんっぽい感じだし、Angel Noteメンバーが作ったと言っても違和感ない雰囲気がツボです(爆
そういうことで、あまりにもキャッチーすぎるアイドルポップステイストのポップナンバーです。このキャッチーさは本当にクセになります。ラブリーでちょっと切ない雰囲気の、まさに乙女心全開!な楽曲に仕上がっています。
とにかくサビが良い。サビのメロディは本当に女の子らしさを感じて、まさに女子力200%なポップチューンといった感じ。ぜひ女の子女の子して歌いたい曲です。
それにしてもこの曲の作曲者のHeaven's lineって何者なんでしょうか。気になります。


72
Yucca「君の制空権」

作詞・作曲・編曲:塚越雄一朗


百合っぽい雰囲気がぷんぷんしていたYuccaさんの1stアルバムのラストを飾るのは、今までの雰囲気をブチ壊すあまりにもロボットアニメ主題歌すぎるクールなデジロックでしたwww
というわけで、とにかくカッコいい。他の収録曲もカッコいい曲が多かったけど、これはダントツでカッコいい。サビのメロディが「Fairchild/榊原ゆい」に似てるのはご愛嬌。
サウンドもギターとデジタルサウンドが駆け抜ける、曲名通り空いっぱいを飛び回るかのような疾走感のあるものに仕上がっていて、まさにクール系デジロックの完成形といったものになってます。ちょっと長めの間奏や、ラスサビの展開も良い。
もうこれはロボットアニメの主題歌にしなければ、と言いたくて仕方ないくらいにツボったのです。すごく・・・ガンダムです・・・


71
GIRL NEXT DOOR「ユメのカタナ」

作詞:千紗・Kenn Kato
作曲:鈴木大輔
編曲:GIRL NEXT DOOR・水上裕規

Destination【ジャケットC】(CD2枚組)

Destination【ジャケットC】(CD2枚組)

これまた新境地なサウンド。水上さんにしても、ガルネクにしても、まったく新しいサウンドメイキングを見せてくれた一曲。
とにかくギターでガンガン攻める。ガルネク史上最もクールなロックナンバーです。歌い方も今まで以上にカッコいい感じになっていますし。曲の展開やサビのシンセ音などからLC:AZEっぽい雰囲気があるのもやっぱり水上さんやるなぁ、って思いました。仲村さんやYUNAさんが歌っても違和感ないよたぶん。
このようなロック系の楽曲もたくさんあっていいと感じたし、今度は踊れるロックをお願いしたいところですね。ギターの気合の入れ方はたぶん最高だと思います。
そして、イントロのシンセ音が新鮮で、この音をもっと使って欲しいです水上さん。本当に水上さんはI'veっぽい感じが抜けなくても幅広い音楽性を持ってるなー。


70
後藤真希「愛言葉」

作詞:森月キャス
作曲:BOUNCEBACK
編曲:ats-

愛言葉(VOICE)(DVD付)

愛言葉(VOICE)(DVD付)

これまた展開がすごい曲。最初はats-さん王道のピアノ系で行くのかなーと思ったら、いきなりサビでヘヴィなロックサウンドが展開され、サビでは完全にロックします。
これはある意味ats-さんのロックの完成形って感じですね。王道の音も入れながらも、激しいギターとドラムで攻める。
そして今回はギターが清水武仁さんということもあって、より重厚なギターサウンドが繰り広げられています。そのせいか、中野さん在籍時のHΛLがayuに提供していたような雰囲気になっている気がします(爆
というわけで、2004年くらいのHΛLサウンドを再現したかのようなロックを手がけてくれました。ats-さんのロックもやっぱりいいなぁ。


69
Kei「Reincarnation」

作詞:琉姫アルナ・あおまふ
作曲・編曲:琉姫アルナ

激しい曲が続きますね。これまたアルナさんのHΛLリスペクトなアレンジが光る一曲。
中野さん在籍時の音を取り入れながらも、アルナさんの個性も忘れないメロディや構成。まさに王道のデジタルポップサウンド。こういうのはやっぱり好きだなー。
原点回帰を謳いながらも、初期とはまた違った音も入っていて、新しいLC:AZEの王道サウンドの再構築といった感じでトランスポップの最先端を行った楽曲に仕上がっていますよ。
本当に何か撃てそうな一曲ですね。個人的にはBメロが好き。メロディ展開もいいし、何より中野さんっぽいピアノの音が萌える。うん。
次回作からは新境地を狙っているアルナさんですが、こういう路線ももっと欲しいですよね。やっぱりカッコいいし。そしてKeiさんの声が似合うし。最新アルバムも買わなくちゃ。


68
蛍「grasp」

作詞:平瀬まり
作曲・編曲:清水雄一


これも79位のstarry☆skyに続きエンディングっぽい雰囲気のアップナンバーですね。清水さんはこういう曲が得意なのかな?
メロ部分は初期のLC:AZEを思わせるノスタルジックなイメージで、Bメロからはやたらとうるさい(褒め言葉)シンバルが目立つ疾走感のあるキャッチートランスポップな仕上がりへ。
というわけでキラキラデジタルサウンドとシンバルが特徴的な正統派ポップスな曲になってます。本当にこのアルバムはデジタルポップス好きな人は絶対聴いてもらいたいですね。是非とらのあな通販で「Je Bats」と検索してもらいたいところ。
とにかくシンバルの自己主張が激しくて、優しいメロディの中に激しさを感じる仕上がり。聴いてて楽しいです。良メロディ良アレンジ。個人的にメロディがかなり好み。


67
アイドリング!!!「粉雪が舞う街並みで」

作詞:leonn
作曲:日比野裕史
編曲:ats-

やらかいはぁと【通常盤】

やらかいはぁと【通常盤】

これは120位の「微笑み見たい」とセットで聴いてましたね。雰囲気似てるし、季節外れのクリスマス仕様アレンジだし。
クリスマス仕様ということで、ats-さんがいつもバラード系の曲で多用しているあの音がこれでもかっていうくらいに鳴っています。スネアドラムとほぼ同じように使われているのである意味すごい。1音だけでもats-さんってわかるのにこれまた68位のgraspと同じく音の自己主張が激しい曲ですね(爆
そんなats-さんらしさ全開のサウンドが楽しめるクリスマスソングなのですが、この曲のいちばんの萌えどころは、間奏で展開されるats-さんの美しすぎるコーラスだったり。ベル音といいコーラスといい本当に自己主張の激しすぎる曲だよ・・・
そんなこんなで、正統派ウィンターポップとして仕上がっている一曲、曲名通り雪の降る夜に聴くと雰囲気が出ますよ。季節モノはやっぱり好きだ。


66
girl next door「七つの文字」

作詞:千紗
作曲:鈴木大輔
編曲:girl next door・水上裕規

ROCK YOUR BODY(MUSIC VIDEO盤)

ROCK YOUR BODY(MUSIC VIDEO盤)

初の千紗さん単独作詞による楽曲です。結局アルバムの新曲ではKenn Katoさんの出番は一曲だけとなり、次第とフェードアウトしてしまいそうでちょっと心配だったりします(爆
で、曲のほうは水上さん編曲の王道ポップスです。「逢いたい夜」に近い感じかな。でも個人的にはLC:AZEの「Shiny days」と雰囲気がカブってる気がするwwwだがそれがいい
まぁ無難な仕上がりだし、すごくまとまっているメロディとサウンドがまさに王道って感じ。水上さんは音の幅は狭い気はするけどいろいろと対応できるから似たようなサウンドになっても微妙に違いがあるので聴き比べてみるといいかも。
どちらかというと大輔さんの意向が強いかなーとも感じられた。水上さんのサウンドで大輔さんのアレンジといった雰囲気が感じられた。そろそろ単独編曲来るのかな?


65
北乃きい「十九才」

作詞:松井五郎
作曲:ZENTA
編曲:水上裕規

心 (ジャケットC)

心 (ジャケットC)

今年度の水上さんアレンジ曲の中ではいちばんLC:AZEっぽいアレンジだなーと思ったのがこれだったり。アレンジと言うより構成のほうなんですけどね。さっき良くしている人の正体が気になります。
ピアノが主体のアレンジで繰り広げられる壮大なバラードとなっている本楽曲。サビはひたすら水上さん色全開のキラキラサウンドが出たりするので、壮大さの中に透明感も感じられます。
個人的に聴きどころはCメロ以降。ここからは怒涛の超展開が繰り広げられ、ラストの大サビへとつないでいきます。4分23秒とバラードにしては短めですが、この構成のおかげでドラマチックに仕上げられていますよ。
歌詞もどこか謎めいていて、メッセージ性も感じられていて、松井さんらしさがあって良いです。これは雰囲気が良かった。


64
後藤真希「Fake」

作詞:leonn
作曲:伊東大和
編曲:ats-

Gloria(ジャケットA)

Gloria(ジャケットA)

ats-さんのロックサウンドは、今年度かなりクオリティが高かったです。やっぱり最初のこの曲がよかったからでもあるのかな。
というわけで、激しいギターとドラムが駆け巡り、ところどころで使われているデジタルな音がアクセントになっている、どこかダークな世界観のハードロックナンバーです。
とにかく音が激しい。こういう激情系なアツいロックはすごく好きで、歌詞も相まってツンデレっぽい要素が出ている楽曲に仕上がっています(謎
ラスサビで入るすごく高速なギターソロも萌え、いや、燃えです。ダークなのにどこか情熱的。そんなハードロックサウンドに心惹かれました。


63
仲村芽衣子「shower of blossoms」

作詞:仲村芽衣
作曲・編曲:水夏える


またまた仲村さんの1stアルバムからランクイン。これは「reunion」あたりを彷彿とさせる青春系デジタルポップスです。
水夏さんらしいピアノとデジタルな音が爽やかで、超王道な仕上がり。どの音をとっても今までの水夏さんの集大成、といった感じがあって完成度が高いです。
メロディもキャッチーななかにほんの少しの哀愁も感じさせる、LC:AZE時代からの積み重ねが感じられるものになっております。いかにもアルバムの最後の曲って仕上がり。
個人的には3番のBメロが一度溜めてから繋げていく場所が好きでした。これだけで切なさアップしてるし、曲のドラマチックさに拍車をかけています。ギターソロも素敵なのです。


62
Not yet「週末Not yet

作詞:秋元康
作曲:安部純
編曲:鈴木大輔・斎藤悠弥

【特典生写真付き】週末Not yet (DVD付)(Type-A)

【特典生写真付き】週末Not yet (DVD付)(Type-A)

鈴木大輔さんが編曲のみで参加、という情報を聞いて、shelaの「君のいない場所は(ry」以来ではないか、と思いながら聴いた曲(爆
・・・というわけでクレジットがある意味驚愕の新AKB派生ユニットのデビュー曲がランクイン。
曲はブラスサウンドが爽やかな雰囲気の、キャッチーなハウスポップです。「Faraway/PLIME」あたりを思い出したのはナイショですよ?
大輔さんは以前に単独編曲楽曲をリリースしていたので、その流れを汲むアレンジともあって、音的には大輔さんの色が強い感じになるのかな。あまり斎藤さんっぽい感じではないし。
ガルネクでもこういう作風の音が出たりしたら面白いんですよね。「ブギウギナイト」をハウスにした感じとか楽しそうですし。大輔さんの新たな一面が見られました。


61
fripSideHeaven is a Place on Earth

作詞:八木沼悟志yuki-ka
作曲・編曲:八木沼悟志

はじめて超電磁砲タイアップ以外でリリースされたシングル曲。というわけでいつもよりちょっと長めです。そして初めて全曲小文字英語タイトルから抜け出したシングルです(爆
曲のほうは「future gazer」の流れを汲む爽やか系ポップナンバー。全体的に夏っぽいすっきりとした雰囲気が出ていて、その点が個人的にツボりました。
メロディも今までの楽曲とは雰囲気が変わっていて、さらにキャッチーさのある楽曲に仕上がっています。それでもfripSideらしい哀愁感もあって、そのバランスがとれている曲だなー、とも思いました。
そういうこともあって、第一期を合わせてもここまで爽やかな楽曲はなかった、というくらいに爽やかな仕上がりになっていて、すごく良かったです。いつもの音も使われているし。個人的にサビの英詞部分の展開が良いと思います。


明日は51位までの発表です!

それでは。